「計画」と「目標」を使い分ける
新しい「考え方」や「言葉」が
どんどん出てくるのが
ここ数年のビジネス界の特徴です
そうした中で大切なことは
「言葉を定義」して「上手に使う」
つまり「曖昧」に使わないようにする
ことです
今回は
「計画」と「目標」について
お伝えします
「主体性」を引き出すことが目的
仕事、その中でもマネジメントで
何よりも大切なことは
「メンバーの主体性を引き出す」
ということです。
この大切なことに「計画」と「目標」が
どう関わるのかを理解して
上手に使うことがマネジメントのコツです
「計画」と「目標」の「定義」
では
まずは「計画」と「目標」について
言葉を定義(意味付ける)したいと思います
・「計画」の定義
⇒組織が成長するために必要な業績数字
・「目標」の定義
⇒組織の業績に貢献するために目指したい数字
何が違うかというと「作成者」です
・「計画」の「作成者」は会社や組織
・「目標」の「作成者」は本人
ここに「主体性」が生まれるかどうかの違いがあります
「計画」は与えられるor受け取るものなので
「主体性」ではなく「責任」と「評価」を生みます
「目標」は自ら立てるモノなので
「主体性」を生みます
まずは、この違いを理解することが需要です
「目標」を上手に使う
では「目標」をどう使えばいいのか?
それは
「計画」の達成を含んだ「目標」
を各自に立ててもらうことです。
つまり
問1:自分は次の1年or半年で何を達成したいのか?
問2:それを達成する過程で「計画」を達成できるのか?
この2つの問いを満たした「目標」を立てることです
これは何を意味しているかと言うと
1.自分は「自分の目標」のために仕事をしている
2.そうすれば「計画」も同時に達成することになる
という状態を作ることを意味します
あくまでも自分が立てた「目標」に向けて
「主体性」を発揮しながら仕事をするのですが
ついでに会社に必要な「計画」も達成する
ということです。
単純そうですが
「計画」を含んだ「目標」を立てる
のはとても難しいことです。
上司が根気よく対話を続けないと
そんな都合のよい「目標」は出てきません
でも、それができれば
「主体性」が発揮されることも間違いありません
「言葉を定義する」
そのきっかけとして
「計画」と「目標」を定義して
「主体性」を引き出すことに
上手に使う、というのは
いかがでしょうか
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」