リーダーの「NGワード」

管理職orリーダーの皆様

経営ビジョンや経営方針の翻訳

つまりは具体化をされていますか?

一人一人が

自ら考えて仕事をする必要がある時代

だからこそ

リーダーが発してはいけない

NGワードがあると思います

それは

「それを考えるのがあなたの仕事」

これからの時代のNGワードだと思います

「それを考えるのがあなたの仕事でしょ」は他責になる

「考えるのはあなた」は他責

とある組織で本当にあったことです

本年度の経営戦略=「DXの推進」

それを受けての

本年度の部署方針=「DXの推進」

これに対する部下からの質問

「DX推進とは具体的に何のことですか?」

部署長の返答

「それを考えるのがあなたの仕事です」

絶対にDXは推進されません

部署長が具体化という責任を

完全に部下に丸投げした状態です

リーダーの翻訳機能

リーダーの大事な役割の一つが

・言葉の翻訳機能

です

違う言い方をするならば

・具体化して伝える機能

です

先ほどの例で言えば

DX推進を現場の仕事に具体化して

伝えるということです

この部署におけるDX推進とは

何を目的に何をすることなのか

上からの方針を翻訳するこの責任を放棄して

「自分で考えてくれ」

は現場のモチベーションを下げてしまいます

リーダーへの信頼喪失につながります

「分からない」のが前提

そうは言っても

リーダーであっても

DX推進とは何かが分からない

そういう事は普通に起こる時代です

何をどうすべきか分からいことがある

これが今の職場の前提であるならば

リーダーは発するべき事は

「自分にも分からない」

「だから一緒に考えよう」

ではないでしょうか

 

部下を「信頼」して「期待」する

素直に頼りながら自分も当事者となる

 

これがこれからの変革時代における

上下関係の基本スタンスだと思いますが

なかなか難しくできていない

のではないかと思います

 

分らないことがあるのは当然です

でもリーダーはそれを部下に丸投げしてはいけません

具体化という翻訳をして伝えるか

せめて

「一緒に考えよう」

と言わないとダメだと思います

 

ちなみに

「一緒に考えよう」

はとある組織の変革リーダーが

実際に口にされた言葉です

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

Print Friendly, PDF & Email

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です