人材育成とは「問いかける」こと
部下を持つ上司・マネージャーの皆様
今の部下に最も期待することは何でしょうか?
私個人としては
「自分で考えて行動する」
ことを最も期待したいと思います
何が足りていないのか?
そこで最大の疑問となるのが
「何が足りていないから自分で考えられないのか?」
だと思います
そして私の結論としては
「何について考えれば良いか気付けない」
からだと考えています
考えるべき事が何かが分らいならば
考えることはしない
逆に分かれば考え始める
という事になります
「問い」で気付かせてあげる
ではどうすればよいのか?
「問いかけて気付かせてあげる」
これが最も重要になります
例:「この案件は期限は設定したの?」
例:「仕事の優先順位はどうやって決めているの?」
例:「お得意先が求めていることは何だと想定しているの?」
など
今、何について「考える」必要があるのか
自分で考えて答えを出す必要があるのか
それらは
適切な「問い」を自分の中で立てられるか
できまります
それが自分でできない状態だから
「自分で考える」ことができないだけです
だからできるようになってもらうために
最初は上司・マネージャーが
「適切に問いかける」
ことで「気付く」ことができるようになってもらう
こういう手順で進んで行きます
「今、何について考えることが大事なのか?」
この「問い」がいつも頭に浮かんでいる
この「問い」に自分で答えを出せる
そんな人材を育てることを重視すれば
部下はきっと成長して主体性を発揮して
「自分で考えて行動する」
ようになると思います
粘り強く「問い」を続けてみてはいかがでしょうか
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」