「褒める」より「感謝」をする

部下を持つリーダーの皆様

最近のちょっとした論点として

・「部下を褒めましょう」

・「部下を褒めてはいけない」

さあどっち、が話題になっています

どうすればいいのでしょうか?

私の考え方は

「褒めるよりも感謝をしよう」

です

「褒める」よりも「感謝」を伝える

「褒める」のは評価の一部

「褒める」ことの難しさは

それが「評価」になるからだと思います

「褒める」の逆側には「叱る」

あるいは「褒めないで無視する」等があります

部下からすると

「褒めらるのか?」

逆に

「叱られたり無視されるのか?」

つまり

自分がやった仕事の結果は

「良かったのか、悪かったのか?」

「加点か原点か?

という

「評価」を常に心配にすることになります

「褒める」回数が増えていくと

「評価」に対する緊張感も増やしていきます

ストレスを感じる回数が増える

という副作用が出てしまうということです

そして「褒める」が行き過ぎて

「褒める」しか無い職場になってしまうと

「緊張感のない職場」となり

「ホワイト過ぎて転職したい」

になってしまうのではないでしょうか

「感謝」には「ありがとう」だけ

では「褒める」よりも良い方法はあるのか

「感謝を伝える」

事だと思います

「感謝」には「ありがとう」

しかありません

「感謝」の反対は「無視」「無反応」

しかありません

部下を無視したり

部下に無反応なリーダーは

その時点でリーダー失格です

だから、そんなことは起きません

つまり

「~さん~してくれてありがとう」

を伝えるだけで部下は安心します

声をかけてもらえるだけで

「無視されていない」

「関心を持ってもらえている」

と素直に自己肯定感を高めることができます

「感謝」にはネガティブの反対側が存在しないのです

「はずだ」で逃げない

では「感謝」が無い職場は

なぜそうなってしまうのでしょうか?

大半の場合、リーダーが

「部下には常に感謝している」

「そんなことは言うまででもない」

「みんな理解している”はずだ”」

という考えを持っているからです

もっと言えば

「感謝」を伝える「勇気」を持てていないんです

そして、実際に

多くの部下は理解をしていません

みんな

「自分が必要とされているのか?」

と不安を感じながら仕事をしています

こんな状態で「主体的」な行動は生まれません

「感謝」は人の「勇気」を高めます

「感謝」は「職場」から「不安」を消し去ります

「感謝」は受ける側にストレスを与えません

 

部下を持つリーダーの皆様

「はずだ」などと考えずに

一人でも多くの部下に

一日に何回でも

「~さん~をしてくれてありがとう」

と言葉にして「伝える」ことをしてみてください

部下の行動に必ず良い変化が起きます

「褒める」より簡単ですよ

 

本日も最後まで

お付き合いをいただき

「ありがとうございました」

 

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