「目的」「目標」「計画」を使い分ける

マネージャー職or管理職の皆様

マネジメントで言葉を定義されていますか?

「目的=ゴール」

「目標」

「計画」

少なくともこと3つを定義して

使い分ける

これができないと主体性を引き出せません

主体性を引き出すための対話になりません

今日はそんなことについてのお話しです

目標は目的=ゴールへの中間点

「目的=ゴール」とは

まず最初に

「目的=ゴール」の定義です

・自ら掲げる数年後の姿や状態のこと

ポイント1:自分から掲げること

ポイント2:2~3年以上先のこと

仕組みが良くできた組織ほど「目的」が失われます

会社から明確な方針や戦略が降りて来るので

現場の人はただそれに従って仕事をするだけ

現場でのオペレーション=作業が主体となります

現場からの声として多くなるのが

例:「どうすればいいですか?」

例:「誰が指示してくれますか?」

例:「いつ決まるんですか?」

等、指示や決定事項が無いと動かない職場だと

「目的=ゴール」が無い状態になります

「目標」とは

次に「目標」の定義です

・「目的=ゴール」への「中間目標」

ポイント1:「目的=ゴール」を掲げている事

ポイント2:「目的」に対する「中間到達点」であること

ポイント3:自ら考えて設定していること

そもそも「目的=ゴール」が無い状態では

「目標」を掲げることができない=存在し得ない

ということになります

現場で多い会話は「目的」が無い職場と同じです

「計画」とは

最後に「計画」の定義です

・会社から降りて来る「責任数字」

ポイント1:社内の経営数字の一部であること

ポイント2:業績評価の評価基準であること

ポイント3:上長から受け取ること

ということで「受け取る」「責任数字」となります

確かに「計画」が無いと「業績評価」ができません

一方で「計画」しかない職場にしてしまうと

「受け身」で「自分中心」の仕事をする人が増えます

「自分の評価を高める」ことしか仕事の「目的」が無い

状態だからです

主体性に必要なモノ

以上のことからも

職場に「主体性」を期待するのであれば

自ら掲げる「目的」と「目標」が必須であり

横並びの評価は「計画」で行う

というマネジメント体制を

作り上げる必要があります

所謂

「能力評価」or「パフォーマンス評価」は

「目的」と「目標」で行う必要があります

そして

「目的」「目標」は自ら掲げたモノなので

「到達or実現」や「達成」に向けて自ら行動します

これが「主体性」の中身となります

 

「主体性」は方針や指示だけでは高まりません

メンバーと一緒になって一人一人の

「目的」と「目標」を考えてもらう

ことが必要です

「自ら掲げる」

ことが必須です

だから

「目的」「目標」「計画」

を定義して使い分ける必要があります

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

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