言葉の意味を共有することの大切さ

当然ですが

「組織内で言葉の意味を統一できていますか?」

言い方を変えると

「言葉を”定義”していますか?」

という問いになります

忙しい職場で起きている不具合の一つに

”認識のギャップが起きている”

というものがあります

これはかなり”ヤバイ”状態なので要注意です

予想もしないところで

(例)誤解によるミスの発生

(例)誤解による信頼関係の崩壊

(例)誤解によるモチベーション低下

など様々な不具合を巻き起こしているからです

組織内で「言葉の意味を定義」しておかないと誤解によるトラブルが増えてしまいます

「分かっています」の中身が定義

組織内で曖昧に処理されやすい言葉があります

(例)”活性化”とはどんな状態?

(例)”主体的行動”とは何をすること?

(例)”自己変革”とは何をすれば良い?

組織のビジョンや方針に良く書かれている文字ですが

ちゃんと意味の”共通理解”が行われないまま

言葉だけが独り歩きをしています

 

言葉を”定義”するということは

この独り歩きしている言葉に

「共通の意味を持たせ共有すること」

です

例えば”活性化”という言葉を定義するならば

・活性化とは去年の数字を少しでも上回ること

という意味として組織内全員で使うことです

国語の授業ではないので

どんな意味として共有するかはそれぞれの組織で

違っても問題でありません

活性化したかどうかは昨年を数字で上回ったかどうか

で判断できる状態になるということです

 

このように誰もが同じ意味としてとらえるという

「言葉を定義する」

ということがどれぐらいできているでしょうか

実は人によって意味を違って理解している言葉が

組織内には山のようにあったります

(例)”すぐ”とはいつまで?

(例)”PDCA”って何をすること?

(例)”効率化”って中身は何?

言葉の意味が共通理解となっていないならば

一旦立ち止まって

「この言葉の意味を定義しよう」

と誰がが言い出さないと

後で大変なことになるケースは少なくありません

 

職場で飛び交う言葉を

一度”定義”してみてはいかがでしょうか

あいまいな言葉の多さに驚かれると思います

 

本日も最後までお付き合い

「ありがとうございまいした」

 

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