上長が部下の話しを「聞く」理由は

部下を持つリーダー・上長の皆様!

「部下の話しを聞く理由は何でしょうか?」

最近のリーダー研修などで

「聞く」ことを推奨していますが

実際にその理由を理解することは

難しいようです

理由とメリットが分らないと

納得できないのではないでしょうか

「聞く」べき理由は2つだと思います

部下の頭の中を整理して「次の行動を引き出す」ために聞く

「整理」するために「聞く」

部下の話しを「聞く」べき理由の1つ目は

「部下の頭の中を整理するため」

です

人の頭の中というものは

常にグチャグチャな状態のようです

このグチャグチャ状態を「整理」するために

人に話したり、文字にして表現したりします

そこで初めて頭の中が整理整頓されるようです

 

では

どんな手順に「聞く」と頭の中が整理されるのでしょうか

1.「いつ何が起きたの?」

2.「今はどういう状態なの?」

3.「あなたに出来そうな事は何?」

このように

「過去」「現在」「未来」

という手順で問いかけて「聞いて」あげると

部下は時系列で出来事について整理ができます

何事も丁寧に順を追って冷静に考えることが

とても大切なのではないでしょうか

一旦立ち止まって「整理」して考える

これが「聞く」理由の1つ目です

「行動を引き出す」ために「聞く」

部下の話しを「聞く」べき理由の2つ目は

「部下から行動を引き出すため」

です

頭の中を整理する中で最も重要な事

それは

「未来」=「次の行動を考える」

これが何よりも大切です

仕事とは成果を出して貢献することです

過去に対して貢献をすることはできません

貢献できるのは”これから”起こる事に対してです

となると

「どのように貢献をするのか?」

という問いを具体化すると

「どんな行動をあなたはしますか?」

ということになります

この「行動」を「引き出す」ことが

部下の話しを「聞く」理由なんです

 

なので

聞くだけ聞いて”指示”をしてはいけません

部下から「行動」を引き出してください

 

この

部下の内側から出る「行動」こそが

自発性の証となるものです

だから大切にしてもらいたいんです

「過去」と「現在」を聞いて終わらないでください

「未来=これから」を「聞いて」あげてください

そして

「未来=これから」を「行動」で表現するように

部下に促してください

これこそが主体性を引き出すことです

 

本日のまとめです

リーダー・上長が部下の話しを「聞く」理由

1.部下の頭の中を整理する

2.「行動」を部下から「引き出す」

このように狙いが明確になったならば

部下の話しを聞くことの大切さを

感じていただけたのではないでしょうか

 

ただ黙って「聞く」のではなく

部下から「行動」を「引き出す」ために「聞く」

これが「聞く」ことの大切さの意味です

 

本日も最後までお付き合いいただきまして

「ありがとうございまいした」

 

 

 

 

 

 

 

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