働きやすい職場には「ビジョン」がある
「全員で目指しているゴールありますか?」
「全員がチームの目標を熱く語れますか?」
組織やチームが成長するためには欠かせないものがあります。
1.チームのビジョン
2.個人のビジョン
この2つがあることで
1.チームワークが最大化する
2.個人の能力発揮が最大化する
という2つの最大化が可能になります。
チームというとこれまでのイメージは
「お互いに弱点を補い合う」
「励まし合う」
のように、一人じゃできないので助け合うという感じではなかったでしょうか。
しかし、本来ののチームを作る狙いは
・個人では到達できない目標に到達する
ということです。1+1=3以上になるイメージです。
そのために全員で目指す高い目標が欠かせなくなります。
少し話しがそれますが、
昨日、サッカーW杯予選で日本がUAEに敗れた試合を見ていて
勝手に感じたことがあります。
「チーム共有のビジョンは何だろう?」
本田選手は本気でW杯決勝の舞台に立つことを目指していると感じます。
「なりたいなあ」とういう願望ではなく「なる」という信念を感じます。
ただ、他の選手はW杯の出場権を獲得すること、あるいは
今日、この試合に勝つことがビジョンじゃないか?
そんな事を考えてしまいました。
話しがそれてしまいましたが、
共通のビジョンを持っているチームからは
チームのエネルギーという空気を感じます。
ラクビー日本代表チーム、高校野球の甲子園出場校、など
TVの画面を通して強烈なチームのエネルギーを感じませんか?
チーム共通のビジョンはチームに欠かせないものだと強く感じます。
ビジョンは必ず実現する夢
ところで
「夢」と「ビジョン」は何処が違うでしょうか
1.夢は「あこがれ」⇒思い待つだけ
2.ビジョンは「実現させる夢」⇒目指し行動する
(例)「W杯決勝に出れたらいいなあ」(夢)
(例)「必ずW杯決勝に出ている」(ビジョン)
夢は「あこがれ」であって実現するかどうかは運まかせです。
ビジョンは違います。本気で実現するために行動するものです。
スポーツでもビジネスでも一流の人の多くが”ビッグマウス”です。
でかい事を平気で口にします。そして本気なんですね。
彼らの頭の中では、きっとこんな言葉が飛んでるはずです
「目指さなければ実現なんてしない」
実現するかどうかは運も含めて結果です。
目指そうとすることに価値を見出しています。
そのための行動に充実感を感じています。
リオのオリンピックで金メダルを逃した先週の多くが
「次の東京では必ず取る」
と言ったのもビジョンがあるからです。本気なんですね。
またハードなトレーニングを楽しむんでしょうね。
職場もそうなれば、驚くような大きな目標を達成できるはずです。
少なくとも職場で不平不満だけをいうような人はいなくなります。
チームのビジョンは職場を「働きやすい場所」に変えます。
ビジョンは日々考え語るもの
ではこのビジョンはどうやって作るのか?
・毎日考えて言葉に出す
これだけで作ることが可能です。
聞くと簡単ですが、やると大変に難しいです。
「考えたことないから」
「イメージできない」
「あるけど恥ずかしいから言わない」
こんな感じで自分のビジョンすら語れないケースが多いです。
でも聴き続けて下さい。
そして職場のリーダーであれば
チームのビジョンを語って下さい。
そして職場で働く一人ひとりの反応を見てください。
毎日語って下さい。
段々と様子が変わってくるはずです。
「この上司は本気かもしれない」
「確かにそうなったら魅力的だなあ」
「やってみるか」
こんな感じで変化が起きるはずです。
ビジョンは必ず持つことができます。
毎日考えて言葉にし続ければ。
そしてビジョンが行動を大きく変えます。
チームワークが高まります。
場の空気がポジティブであり続けます。
是非ともビジョンを作って下さい
本日も最後までお付き合いいただきまして
「ありがとうございました」