上司は「主張」しないとダメ!

上司・リーダーの皆様!

「自分のやりたい事を明確に伝えていますか?」

「自分のこだわりを伝え続けていますか?」

是非考えていただきたい事があります。

それは

「部下は上司であるあなたに何を求めてるでしょうか?」

「ゴール」と「こだわり」

部下が上司・リーダーに求めているのは

1.チームが進むべき方向=ゴール地点

2.何を重要視するか=こだわり

この2点を求めています。

(例)山に行くのか海に行くのか?

(例)寒い場所に行くのか暑い場所に行くのか?

これらが解らなければ部下は

・何を自分がすべきか考えられない

状態となります。これが辛いんですね。

”こだわり”については

(例)正確性かスピードか?

(例)多機能かシンプルか?

こういった何を「譲らないこだわりポイント」とするか?

これが解らないと部下は不安でしかたない状態になります。

上司・リーダーはこうした部下の不安を取り除くために

・「行き先」と「こだわり」を主張する

ことが大切な役割りとなります。

「みんながいいならそれでいいよ」

「みんなはどうしたいの?」

を最初に言ってはいけません。

まずは上司・リーダーが最初に「主張」してください。

それが役割りです。

syuchou

「行き先」と「こだわり」を最初に主張するのは上司・リーダーに欠かせない役割り

対話で信頼を磨く

ただし「主張」して終わってはいけません。

・部下と対話をする

・部下と合意をする

ことが更に大切な上司・リーダーの役割りです。

運命を共にする仲間と「行き先」を合意していないとどうなりますか?

きっとチームはバラバラな状態になります。

きっと不信感が溢れてきます。

きっと対立ばかりが起こります。

しっかりと一人ひとりと対話をし「合意」をするチカラが求められます。

だからこそ、

上司・リーダーの「主張」は自分自信の言葉であることが大事です。

(例)会社の方針だから

(例)みんなが決めたことだから

じゃだめです。

色々な声を集め総合的に判断して責任者として「主張」してください。

そして、全員から「合意」してもらえるまで対話を続けて下さい。

この手順を嫌がる上司・リーダーの下では

・部下が主体的に行動することはありません

・チームワークが発揮されることはありません

なぜなら、自分の身を守ることを優先するからです。

不安と不信感が強い組織で最も大事なことは、

自分の身を守ることだからです。

徹底的に対話をすることが本当に大切です。

・チームをひとつにまとめること

これこそが「できる上司・リーダー」の証です

約束を守る

そして「合意」を得て動き出したら

・決めた約束を守る

ことです。

上司・リーダーが率先して実行をしてください。

現実は想定通りに行かないのが常です。

予測していなかった苦境に陥ることもあります。

そんな時でも「決めた約束」を守る上司・リーダーに部下はついて行きます。

(例)状況変わったからしかたないよね

(例)自分のせいじゃないからね

などという言葉は最も部下が聞きたくない上司・リーダーの言葉です。

どんな時でも裏切らない人に人は信頼を寄せます。

上司・リーダーが部下からの信頼を獲得できなければ

組織として成果をだすことは不可能です。

全員が揃って「行き先」にたどり着けるよう統率する。

そのために「約束を守り」「信頼」を獲得してください。

今日のまとめです。

・上司は「行き先」と「こだわり」を主張すべき

・対話をして部下と「合意」することが大切

・決めた「約束」を守り続ける

組織を率いる立場にある人は

自分が

「何処を目指したいか」

「何を大切にしたいか」

をしっかりと伝え「合意」を得るチカラを求められています。

自分の考えていることを常に伝え続けてください

部下と対話をし続けて下さい

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