できる上司は「感謝する」

上司・リーダーの皆様に質問させてください。

・あなたは「感謝」されたいですか?

・あなたは「感謝」したいですか?

message

「心からの感謝」の言葉が「主体性」を引き出す

この「問い」はこれからの時代に組織を率いていく上で、

最も大事な「意識」のひとつであると思います。

「感謝」こそが人の「主体性」を引き出す

なぜ「感謝」をコーチングやリーダーシップのブログで取り上げるか?

それは「主体性」を引き出すために欠かせない

「言葉」

「行動」

「心構え」

だからです。

騙されたと思って、しばらくの間、部下が何かをしてくたら

「笑顔」で「心を込めて」

「ありがとう」

と言い続けてみてください。

「デキる上司・リーダー」が積極的に「感謝」する意味がきっと解ります。

「感謝」のエピソード

「感謝」に関するエピソードをいくつかお伝えします。

・ダイエー創業者である中内功さんのエピソード

会社員時代に上司から聞いた話しです。

真夏に工場見学においでいただいた際に、工場のスタッフが冷たいおしぼりを提供した際に

「ありがとう」

という「言葉」をゆっくりと、そして丁寧に発せらた後、スタッフと更に”おしぼり”に深くお辞儀をされたそうです。

もう周囲の工場スタッフの心を鷲掴み状態ですよね。きっとスタッフ全員が

「他に何かできることは無いだろうか?」

と必死で考えたはずです。

・コンサートでの小田和正さんのエピソード

これは昨日のお話しです。

コンサートの前半で小田和正さんは我々に向かって

「色んなことに都合をつけて来てくれて『ありがとう』感謝しています」

「ところで、みなさんにお願いがあります。」

「昨日来てくれた方にこのメッセージを伝え忘れてしまいました。」

「この中に昨日会場に来られた知り合いがいたら、小田が『色んな事に都合をつけ来てくれてありがとう。』よろしくと言っていたと伝えてもらいたい」

こんなメッセージを発しました。会場全体が「ひとつ」になったと感じました。

そこからは一曲一曲への拍手の大きさは

・聴かせてくれて『ありがとう』

という観客からの「感謝」で最大化されていました。(そう感じました)

いかがでしょうか?

「感謝」は人の心に響き「行動したくなる」気持ちを引き出す「言葉」なんですね。

「主体性をもってもらいたい」

「自ら考えて行動しなさい」

とか部下全員を集めて訓示するよりも

一回でも多く

「ありがとう」

という言う方が「主体性」を引き出せます。

「正直」でないと「感謝」はできない

多くの方は

「そんなはずないよ」

「いちいち『感謝』してたら仕事にならないよ」

「部下を甘やかすだけだろ」

と思ったかもしれません。

でも、それは本音ではないと私は感じます。本音は

「恥ずかしくてできないよ」

「今のままの方が楽だよ」

ではないでしょうか。

なぜそう感じるかというと、誰もが判っていることがあるからです。

・心からの「感謝」しか通用しない

これではないでしょうか。

この「心を込める」のが「恥ずかしく」「勇気のいる」ことなんですね。

自分の心を開かないとできないことですから、ちょっと勇気いりますよね。

だからこをパワーを持っているのです。

そして「できる上司・リーダー」はこの「勇気」を持っていて「実行」してるんですね。

最後に改めて「質問」させていただきます。

・あなたは「感謝」されたいですか?

・あなたは「感謝」したいですか?

私も実践をしていきたいと思います。

今日もよんでいただき

「ありがとうございました」

 

 

 

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