リーダーが作る職場風土
部下を持つリーダーの皆様!
「職場の風土は良好ですか?」
「良好かどうかの判断基準ありますか?」
見えないものを扱うのは本当に難しいことです
でも
見えなものを扱わないと変えれないことがあります
それが「職場風土」です
”何となくだだよっているその職場の空気”
”空気を読め”の対象となる”職場の空気”です
この”職場風土”を扱うのはとても大変です
なぜなら
”職場風土”を作っているのは
「その職場の責任者=リーダーだから」
このことを自覚できていないリーダーが多いです
部下は誰を見るのか
なぜ”職場風土”を作るのがリーダーなのか?
その答えは
「部下はリーダーを見て仕事をするから」
だと思います
例:お客様のために
例:職場の仲間のために
などという言葉は本当に良く聞く言葉です
でも現実には人は自分の評価収入のために仕事をします
その評価と収入に一番影響を与えるのは職場の上長です
だから上長を見て仕事をするのは当たり前です
その上長の考え方・判断基準・評価基準などが
「職場風土」の正体なんです
見えないように漂っているルールのようなものです
言葉と態度は伝染する
「職場風土」によって何が起こるのか?
部下の考え方と行動が似てくるんです
例:こう言わないと上長に怒られるよ
例:これをやると上長からの評価下がるよ
部下同志が情報交換をして上長に合わせに行きます
だから何となく誰もが同じように判断するようになります
その風土が良い結果を導いているなら問題ないのですが
多くの場合は良くない結果を引き出しているから問題です
例:上長の指示には逆らわない
例:上長の機嫌を伺う
など上長のための判断基準ばかりが増えていくんです
顧客第一主義なんてどこかへ見えない形で消えていきます
だからこそ「職場風土」を良い状態にしなくてはなりません
文字にして初めて分る職場風土
ではどうすれば「職場風土」は良くできるのか
1.暗黙のルールや判断基準を文字にする
2.止めるべきルールや判断基準を全員で議論する
3.理想的なルールや判断基準を明文化する
4.それに則って行動をするようにしていく
これが手順です
まずは見えないものを見えるようにすることです
上長にしてみれば気分を害することかもしれません
受け入れがたい事が文字になるかもしれません
でもこれが現実であり現在地なんですね
現実を見て現在地を確認しない限り何処にも行けません
次に行先を決めます
今のままで良いなら文字にするだけですが
多くの場合は議論が紛糾します
普段あまり考えたことがない内容だからですね
でもとても大切なことです
目的もなく何時間も毎日仕事をするのは苦痛ですから
時間を掛けて全員が合意できるルールや判断基準を作ります
これができたら明文化をして共有することです
職場風土は目に見えないから扱いにくいんです
見えればなんとか対処できます
なのでしっかりと明文化して全員で共有することです
あとはこのルールと判断基準を意識して行動することです
急にはできないので徐々に増やしていけば良いと思います
人は急には変われないので”徐々に”が大事です
例:この行動は減らしていこう
例:こういう発言を減らしていこう
例:こういう行動を増やしていこう
例:こういう会話を増やしていこう
この流れを作るのが職場のリーダーの仕事です
目に見えないものは扱いずらい
でも
名に見えないものが行動に影響を与えています
大変ですが向合うべきだと思います
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」