確認の会話で「意思がある言葉」を引き出す
部下をお持ちの上長・リーダーの皆様!
「どんな言葉を部下から引き出していますか?」
1.その場しのぎの言葉
2.上長を気遣う言葉
3.意思のある言葉
同じ言葉でもレベルが違えば実行に差が出ます
言葉のレベルを見落とすと仕事が進まなくなります
言葉が全てではない
こんな経験されたことないでしょうか?
自分:~さん、わかったかな?
部下:はい、わかりました
数日後
自分:わかったって言ったよね
部下:そのつもりだったんですが
これは部下が発した言葉のレベルの問題です
「わかりました」
という言葉ほど便利で危険な言葉はありません
例:とりあえず言う「わかりました」
例:上長のために言う「わかりました」
これはどちらも
「実はわかっていません」
という本音が隠れていると思います
上長も忙しいのでその言葉を利用してしまいます
上長:わかったと言ったよな
と言う事になります
でも結果がよろしくなければ意味がありません
口にした言葉が全てではない
という認識は大事だと思います
確認をする
ではどうやって回避すれば良いのか?
「確認の会話をする」
言葉にすれば簡単ですがこれが省かれています
忙しかったり、面倒くさかったり、依存したり
様々な理由で省かれてしまう会話
それが
「確認する」
です
例:本当にわかっているのかな?
例:何か不明な点は無いのかな?
例:気になるコトは何?
など
言いたいけど言えていない本音を引き出す
これが職場でコーチングをする時の”確認”です
ちょっとした会話で本音の言葉を引き出す時
部下は真剣に考えて本気の言葉を発します
例:実は忙しくて手に負えません
例:誰かの助けが欲しいです
よく考えて勇気を出して言い切るひと言
ここに本音が含まれてきます
安心して仕事を任せたければ
この本音レベルの言葉を引き出してから
仕事を任せることが大切です
そのためのちょっとした会話
それが「確認」の会話です
優れた上長・リーダーの技能のひとつが
部下から考えつくした意思のある言葉を引き出す
です
忙しいからこそ、意思のある言葉を引き出す
そのための少しの時間を大切にする
結果として部下の安心感が高まると思います
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました