リーダーは成功体験を横に置くべき

部下を持つ上司・リーダーの皆様!

「自分の成功体験を横に置けますか?」

マネジメント研修をしていて感じる事があります

過去のの成功体験で部下を指導しようとする人が多い

と言う事です

(例)「こうすればいいんだよ」

(例)「あの人はこう関わればいいんだよ」

(例)「言った通りにやりなさい」

こうした自分の過去の成功体験を生かした部下育成

何がマズイんでしょうか?

部下育成では「過去の成功体験」は仕舞っておくべきです

人は同じじゃない

自分の成功体験を指導に生かすマズさの1点目

「部下と自分は同じ人間じゃないから」

です

自分と部下が同じやり方をみんなできるなら

それは”クローン人間”ということになります

性格も生い立ちも違う別の人間同士なのですから

その人にあったやり方を見つける必要あります

「成功体験を語る」ことは良いことですが

やり方まで押し付けるのはマズイと思います

状況が違う

自分の成功体験を部下指導に生かすマズさの2点目は

「過去と今では状況が違う」

ということです

(例)お客様の生活スタイルが違う

(例)得意先の経営方針が違う

(例)市場の競争環境が違う

少しずつかもしれませんが過去と今は必ず違います

今にジャストフィットなアイデアが必要です

過去の事例を参考にするこは有益ですが

今の状況に修正や改善をしなと機能しません

部下が育たない

自分の成功体験を生かすマズさの3点目は

「部下が育たない」

ということです

部下育成を目的にしているのに

部下が育たないとは?

「考えずに指示を期待する部下」

が育ってしまうということです

自分の成功体験を生かすリーダーの方に多いのが

「自分が納得するやり方を部下にもしてもらいたい」

という気持ちを前面に出す方たちです

そうしてしまうと

部下は上司・リーダーに指示を仰ぐ癖を持ちます

結局考えているのは上司・リーダーとなり

部下は指示に応じた行動をするだけの人なります

これでは部下は成いないですよね

 

良かれと思って自分の成功体験を生かして

部下を育成しようとされているリーダーは

とても多いです

でも残念ながらそれは部下育成にはあまり

有効な手段とならないと思います

「成功体験を語る」のと

「成功体験を生かす」のは実は違います

体験を活かしすぎると部下は指示待ち族になります

さらにひどい状況になると

他責の人になってしまいます

(例)「上司の言う通りにしました」

(例)「上司の判断ミスだと思います」

本当にあることなので気を付けたいです

 

時代はどんどん変化しています

今の状況にジャストフィットなアイデアを考える

これは現実に直面している部下にいかできません

部下が考える支援をするのが上司・リーダーの仕事

ということではないでしょうか

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございまいした」

 

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