判断を委ねるのが権限移譲
部下を持つ上司・リーダーの皆様!
「何を部下に委譲していますか?」
良く聞く言葉があります
”責任と権限の委譲”
個人的にはちょっと違うと思います
1.権限は委譲する
2.責任は共有する
これが正しいのではないかと思います
部下に全責任負わせせていいんでしょうか?
なぜ委譲するのか
”責任と権限の委譲”という言葉
誤解している上司・リーダーがいると思います
(例)「任せたんだから責任も取れよ」
(例)「好きにしていいから責任も持てよ」
こうなっている上司・リーダーの方がたまにいます
なぜこいうことになるのか?
委譲する目的を理解していないからじゃないでしょうか
今は”変化が速く”かつ”多様な時代”と言われています
だとすると
現場で現実に直面している部下の人達じゃないと
判断できないことが多いということです
相談より即決が求められる状況でもあります
だから”委譲”したほうが良い結果が出る可能性が高い
これが部下に権限を委譲する目的です
上司が指示・命令を出すようなやり方では
今の時代に対応できないから”委譲”する
ということではないでしょうか
責任は共有すべき
ではその結果に対する責任はどうなるのか?
上司にも部下にも責任があると思います
部下だけに責任があるとするならば
上司は何で評価をされるのでしょうか?
ただ存在するだけの人になってしまいます
そうではなく
1.部下は自分の取った行動と結果に責任を負う
2.上司は組織全体の結果に責任を負う
こが正しい姿ではないでしょうか?
Aさんは自分の結果には責任を負います
でもBさんの結果にまで責任は負いません
CリーダーはAさんとBさんの結果両方に責任を負います
だからリーダーは組織全体で良い結果を出すように
マネジメントをすることになります
となると
リーダーが絶対に言ってはいけないセリフ
があると思います
(例)「Aさんのせいで組織の目標が未達になった」
(例)「足を引っ張ったのはBさんだ」
これはリーダーとして間違っていると思います
組織全員の合計として達成するマネジメントができなかった
上司・リーダーの責任だと思います
人口減少時代、変化の激しい時代には
1.現場に判断と行動をする権限を委譲する
2.結果責任は上司と部下で共有する
3.リーダーは組織としての達成をマネジメントする
これがチームワークが発揮される組織における
リーダーの仕事の仕方なんじゃないかと思います
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございまいした」