本音は伝わってしまうもの
部下を持つ上司・リーダーの皆様!
「正直に本音で部下と接していますか?」
人は言葉以外にも態度や表情でメッセージを伝えます
この態度や表情は無意識に作られることが多いので要注意です
言葉と態度は裏腹
少し前のことですが
とある会社の幹部会議をオブザーブしました
皆様大人の対応をされてはいましたが
様々な無言のメッセージが表情や態度に出ていました
(例)「あなたは信用していない」
(例)「あなたに意見されたくはない」
(例)「分かってないだろう」
など決して言葉にはしていないのですが
こんなメッセージが表情と態度から伝わって来ました
会議終了後に数名のかたに聞いてみました
(例)「〇〇さんのこと良く思っていないですよね」
(例)「△△さんに怒りを感じていますよね」
聞かれた側のみんさんは揃って
(例)「なんでそんな事分かったの?」
(例)「あれ!態度に出てた?」
と驚きながらも肯定する反応をされました
自分の心の中の本音はそれほどに外に現れるモノです
本音を抑え続けることは大変に難しい事です
隠し通していると思っていても
表と裏の両面が相手に読み取られるのが普通です
本音は隠しきれないモノ
という認識を持つことが大事です
正直に接する
ではどうすれば良いのか?
「敬意を払いながら正直に接する」
のが最も良い方法だと思います
正直であることはとても難しい事です
人間関係に波風が立ちまくるので
強いストレスを感じることも多くなります
一方で本音を隠すというストレスからは
解放されることになります
周囲からも信用してもらいやすくなります
結果としてはメリットの方が大きいと思います
特に部下との関係では大きなメリットがあります
部下が常に気にしている事は何か?
「上司が本当は何を考えているのか?」
です
だとすると上司が正直であるということは
部下からすれば安心感を感じられる状況になる
ということです
上司が常に本音で接してくれると部下は楽です
(例)「ダメなものはダメ」
(例)「その程度では評価しない」
こうした言いにくい事も日頃から言葉で伝える
そこに本音と建て前の裏表は存在しません
だから部下は素直に上司の言葉を聞くことができます
今後どうすればいいか考えやすくなります
必要以上に言葉を選ぶのは良くないと思います
必要以上に周囲に配慮するのもよくないと思います
「本音を見せない」
という事になるからです
言葉を選ぶ必要はありますが
「正直に本音を伝えるための言葉」
をうまく選ぶことが大切なんです
隠そうとしても本音は言葉を超えて伝わるからです
正直に部下と向き合ってみませんか
きっと今まで以上に
信頼し合える関係になるはずです
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」