できる上司は言葉を選ぶ
部下を持つ上司・リーダーの皆様!
「どんな言葉を意識して使っていますか?」
「部下への伝え方で何を意識していますか?」
言葉の使い方は本当に難しいです
少しでも油断をすると誤解を招きます
言葉を間違うと何も伝わりません
部下の育成に長けた上司・リーダーは
使う言葉について常に試行錯誤をしているようです
言葉や選ぶもの
とある会社の人事担当役員さんのお話しです
(役員さん)「言葉を選べるリーダーを育てている」
(役員さん)「部下の成長は上長の言葉次第だから」
分るような分からないようなお話しに感じましたが
じっくりと考えるとこの言葉の意味が理解できました
部下は上司が発する言葉に常に注意を払っています
この上司が発する言葉で
部下の意識や行動が変わって来る
そういうことだと思いました
(例)「いいから言ったとおりにやれよ」
(例)「ここは指示に従ってもらいたい」
やってもらいたい事は同じでも言い方次第で
伝わり方が違うのでその後の部下の行動に差が出る
(例)「言われた事だけやっておこう」
(例)「良い成果を出して貢献しよう」
部下が指示された仕事をどう受け止めるかで
”やらされ感”か”使命感”かどちらで仕事に取組むかの
大きな差が生まれてしまうということです
先ほどの役員さんが言いたかったこととは
「言葉をうまく使えば生産性は向上する」
「リーダーの能力のひとつは言葉選びである」
と言う事を言われていたんだと思います
確かに使う言葉の差は成果に影響すると思います
シミュレーションを怠らない
とある会社の部長さんが常にされていること
それが
「部下との対話シミュレーション」
同じテーマについての対話であっても
部下一人ひとりの顔を思い浮かべて
1.伝え方をどうすうるか
2.どんな質問が出るか
を徹底的にシミュレーションされています
最初の内は想定外のことばかりだったそうですが
だんだんとうまく行くようになった結果
「誤解が生じなくなった」
「短時間で深く対話できるようになった」
そうです
これからは個性を生かす時代です
個性を生かすためには
相手によって伝え方を工夫する必要があるようです
全員集めて奨励をしていては
誰にも何も伝わらない時代になりました
部下全員を集めて奨励をするのは
上司・リーダーとしての醍醐味だったかもしれませんが
これからは個別対応の時代です
相手に合わせ、伝える内容によって言葉を選ぶ
この言葉選びの能力が高いリーダーが成果を出す
言葉がますます大切な時代になったと思います
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」