上司が使うべき言葉の種類
部下を持つ上司・リーダーの皆様!
「自分が発する言葉の種類を意識していますか」
言葉の分け方は色々あります
ポジティブワードORネガティブワード
などがその代表例です
部下は上司の言葉に強く影響されます
部下は常に上司を意識しています
だからこそ
上司が使う言葉は選ばなくてはいけません
言葉の2分類
コーチングに関連する仕事をしている時
クライアントの皆様にお伝えしている
”言葉の2分類”
というのがあります
1.相手を消極的にさせる言葉
2.相手をやる気にさせる言葉
このどちらの言葉を多く使うかで
職場の雰囲気や主体性は大きく変化します
部下を持つ上司・リーダーであれば
まず最初に
意識して使い分ける能力が求められます
部下を消極的にする言葉
部下を消極的にする言葉の例は
(例)ぜんぜんダメだな
(例)わかってないよね
(例)何度言えばわかるんだ
(例)言われた通りにやれよ
(例)ほんと仕事できないよな
など部下に対してネガティブな感情を
言葉にしている状況になります
”期待していない”という心の声が伝わります
力不足を伝えるために使う必要はありますが
その人の人格否定にならないよう
そして”期待していない”と思われないよう
細心の注意を払うひつようがあります
でも実際にはかなり高頻度で
相手への配慮を欠いて使われています
だから部下は奮起するのではなく
やる気を無くし指示待ち状態になるんです
ネガティブな印象を与える言葉の使用は
慎重に行わないと相手を消極的にします
部下をやる気にする言葉
では逆に部下をやる気にする
積極的な行動を引き出す言葉の例は
(例)次がんばれよ
(例)あきらめたら終わりだよ
(例)どんな工夫をすれば良くなるの?
(例)まだできることあるよね
など”期待”を伝えるポジティブな言葉になります
部下が常に気にしている事は
1.上司からの評価
2.上司からの信頼
です。特に2.上司からの信頼が大事です
この”部下への信頼”を成果だけを見て醸成してしまう
上司・リーダーの方がとても多いです
(例)あいつは目標を常に達成している
(例)あいつは一度も目標達成したことない
よくあることですが
仕事に対する”真面目さ”や”行動量”を比較すると
成果とは関係ないという研究発表もあります
信頼に値する人とは”正直手を抜かない”人
ではないでしょうか
要領よく仕事をこなして成果を出す人を信頼して
大丈夫でしょうか?
誰を信頼するかは部下をよく観察して決めるべきです
表面的な結果で決めると失敗します
話しが少しそれましたが
人は自分でやる気になれば行動できます
自分で学んで成長することができます
このやる気を引き出すのに苦労しているだけです
周囲の目や将来への不安がやる気を奪うからです
だから上司・リーダーがやる気を引き出してあげるんです
その時使う言葉が部下のやる気に強く影響します
”期待”が伝わる言葉を選んで使うようにしましょう
そうすれば部下は期待に応えてくれます
上司・リーダーが使う言葉の意味は大きいです
どんな言葉使っているか意識して見て下さい
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」