環境で人を育てる上司
部下を持つ上司・リーダーの皆様
「部下が成長するための環境作ってますか?」
「部下が挑戦する機会を作っていますか?」
人が成長するために必要なモノは何か?
成長するための”環境”じゃないかと思います
何を求めているか?
人を育てるのに必要なモノは何か?
ついつい教育だとか評価制度だとか
そういったモノに目が行きがちです
でもそうでは無さそうです
人が成長するために必要なモノ
それは
「成長するための環境」
いわば”練習環境”
最近そう感じます
異業種のメンバーが集まり学ぶ講座があります
そこで講師とファシリテートをしています
参加者に
「何が役立っているか?」
と問いかけると毎回同じ答えが多いです
「会社以外の人と会えるこの環境です」
すごく考えて準備したプログラムの中身じゃない!
ちょっと悲しい気持ちにはなりますが
実際にそうなんだと思います。
会社の中だけじゃ分からないこと
狭い常識に囚われていた事への気付き
何かに気付く機会そのものが役立つんでしょうね。
多くの人は向上心を持っています
気付けば自分で歩き出します
多くの人が成長のために求めるモノ
それは
「成長の機会となる環境・場所」
だと思います
環境を維持する大切さ
難しいのはこうした環境の維持・継続です
企業研修で良くあることですが
久しぶりにお会いした参加者さんから
「すっかり元に戻っちゃいました」
と言われることです
3か月から6カ月間は毎月研修があった
その時は学びと挑戦の場があった
でも研修期間が終了した後は
そうした場は無くなった
気が付けばいつも通りになっていた
こういうことのようです
現状を維持するチカラは強烈です
自分の外からはもちろんですが
自分の中からも働くチカラです
この現状維持のチカラに立ち向かう
そしてやり方を変えるためには
繰返し挑戦する継続の場が欠かせないようです
”3歩進んで2歩戻る”
それでも1年続ければ10歩以上進めます
そのうちに
”3歩進んで戻らない”
状態になり変わることが加速します
この継続をするための環境と時間
これが何よりも大事なんじゃないか
最近は強くそう思います
変革や行動変容に欠かせないモノ
それは
「変革に挑戦する環境よその維持継続」
そんな風に感じています
言われて急に変われる人なんていません
現状維持との戦いに勝つための時間が必要です
何度自分に負けてもまた戦いの場に出る
そんな継続が大きな変革を成功させる
そんな事を思いました
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」