上司の想いを聞きたい部下:職場でコーチング
部下を持つ上司・リーダーの皆様!
(問)「自分の想いを部下に語っていますか?」
管理職向けのプログラムをさせていただく時
多くのケースで部下の皆様にインタビューをさせていただきます
そこでよく聞く言葉が
「上司の夢や仕事への想いを聞きたい」
「本当は何を考えているのが知りたい」
といったものです。
部下は上司からの指示や評価を待ってるのではなく
”想い”や”本音”を聞けるのを待っているように感じます
上司への信頼は人柄優先
上司としての役割や責任は色々ありますが
まずは部下から信頼されることが最優先だと思います
そして信頼を獲得するために欠かせないのが
”上司としての人柄”
日本の組織は良くも悪くも”かんじょう”を大事にしています
理屈や合理性で運営される組織は少ないと思います
それでは組織に影響を与える”かんじょう”とは何か?
1.好き嫌い感情
2.損得勘定
好きな上司の指示には素直に従います
自分にとって得だという理解をすれば真面目に働きます
これが日本の組織で働く多くの人がもつ”かんじょう”だと思います
だからこそ”上司としての人柄”はとても大事です
上司として”好き”になってもらう必要があると思います
”上司としての人柄”を磨く努力が欠かせないと思います
日本の職場では”人柄”はとても大事だと思います
想いを語る上司を信じる
ではどんな”人柄”を持つ上司を部下は”好き”になるのか?
正解があるわけではありませんが
”自分の想いを語る”
こんな”人柄”の上司が好かれると考えています。
部下から見て一番嫌いな上司というのは
”何を考えているんか分からない上司”
(例)その時、その時で言う事がコロコロ変わる
(例)聞いてもキチンと返事をしてくれない
こういう上司は本当に”嫌われ”てしまいます
一度言っても理由を説明すれば指示が変わっても平気です
言ったことに責任を持ちたくないので言わないのが最悪です
でも意外とそれが自分の事だと気付いていない上司の方は多いです
部下の皆さんへのインタビューで多く聞こえてくるということは
そういうことだと思います
上司であればちょっとした機会を見つけて
”常に自分の想いを語り続ける”
これを大事にしたほうが良いと思います
何を言っているのかは二の次です
言っている事が変わっても平気です
何も”想いを語らない”のが最悪です
上司として”嫌われ”てしまいます
アフターファイブの飲みにケーションが減っている今の時代
職場で
”自分の想いを語る機会を作る”
のは極めて重要です
なぜなら
日本の職場は”かんじょう”が影響力を持っているからです
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」