任せ上手な上長になる:職場でコーチング
部下を持つリーダーの皆様!
「部下に仕事を任せるの得意ですか?」
任せる前にすべき事
とある経営者の方とお話ししました
テーマは
「正しい仕事の任せ方」
この経営者の方の言葉が印象的でした
「仕事の任せ方が下手な人が多い」
「任せ方が下手だからいい仕事してくれないんだよ」
どういうことか聞いてみました
(経営者)「任せるとは完成形を聞くことだよ」
(私)「完成形とは何ですか?」
(経営者)「結果として何がどうなるか?だよ」
(経営者)「完成形を聞くとは責任を共有する事だよ」
(経営者)「結果が出てから文句を言う人が多い」
つまり仕事を任せるその前に
部下が頭の中で描いている結果の姿をしっかり共有するという事だと思います
途中や終わった後で上長が自分のイメージと違ったと文句を言ってはいけないという事です
結果の姿を共有してないから途中で口を出してしまうんですね
仕事を任せる前に「結果としての姿」をしっかり共有する
そのために部下に「問い」かける
これが仕事を任せる前にやるべき事ですね
任せた後にすべき事
仕事を任せた後はどうれば良いのでしょうか?
改めて先ほどの経営者に聞いてみました
(経営者)「現状と次の打ち手を何度も聞くんだよ」
(経営者)「考える機会を作るのが上司のやる事」
(経営者)「中身に口を出したら任せてないのと同じ」
(経営者)「口は出さずに『何度も聞く』ことだよ」
上長としては「聞けば」色々言いたくなります
でも
何も言っちゃいけないんですね
それよりも
「立ち止まって冷静に考える機会を提供する」
これが任せられる上長になるためにやるべき事のようです
任せ上手になるために
任せるのが上手な上長になるためにすべき事をまとめます
1.任せる前に部下に目指す姿を繰り返し聞く
2.目指す姿を共有してから任せる
3.任せた後は部下が立ち止まって考える回数を増やす
4.途中で口を出さない
5.結果責任を共有する
この5つが任せ上手になるコツのようです
任せる前にどれだけ対話するか?
見落としそうなポイントだと痛感しました
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」