できるコーチは質問を準備する:職場でコーチング
職場にコーチングを導入しようとされている皆様へ!
本日のコーチングポイント
「質問は事前に準備をしておく」
聞くことに集中する
コーチングと言うと
1.質問をする
2.傾聴する
こういうイメージができあがっています
確かにその通りではあるのですが
これらはコーチが取る行動の一部です
つまり「手段」という事です
コーチングの「目的」は
1.ビジョン(目標)を明らかにする
2.ビジョン実現に必要なことを考える
3.実際に行動を自ら起こす
4.コーチはその支援を対話で行う
堅苦しいですがこういうことだと思います
ではクライアント(部下)の皆さんが
ビジョンを持ち行動を起こすために何が必要か?
「自分の話しを”真剣”に聞いてくれる人の存在」
これが欠かせない必要なモノだと思います
この”真剣”がキーワードです
”真剣”に聞いてくれるから”真剣”に考えるんです
”真剣”に聞いてくれないのにわざわざ考えたりは
しないですよね
ではコーチは真剣”に聞くために何をすべきでしょうか?
「聞くことだけに集中する」
そのためには
「事前に質問を準備しておく」
ことが必要となります
何を質問するか決まっていれば聞くことに集中できる
だからこを準備をすべきだと思います
質問の質が全て
ではどんな質問を準備すれば良いのでしょうか
「クライアント(部下)の役に立つ質問」
これがその答えです
ではどんな質問が役に立つのか?
1.気付きを得られる質問
2.現状を整理できる質問
3.思い込みから抜け出せる質問
4.行動を促す質問
こうした条件を満たす質問が役に立ちます
つまり
「役に立つ質問を準備しておく」
これができるかどうかが全てだと思います
どんな質問をどんな順番ですると役立つのか?
沢山の経験の中で作り上げるしか方法はありません
少し楽をするためには優れたプロコーチから
”質問リスト”を譲ってもらうのが有効です
考えながら話しを聞くのは傾聴ではありません
相手の話しを理解することに集中するのが傾聴です
傾聴できるコーチは質問を準備しています
役立つ質問を準備できるのが優れたコーチの証です
すぐに優れた質問は準備できないかもしれません
なのでまず最初のやるべき事は
「クライアント(部下)の話しを聞くことに集中する」
こちらから始めてください
話しが終わってから次の質問を考えれば良いと思います
”真剣”に聞くことができれば質問は生まれてきます
役立つ質問を沢山準備できるようになりましょう
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」