できる上司は振り返る:職場でコーチング
職場で部下を持つリーダーの皆様!
「半期、四半期の振り返りをしていますか?」
やりっ放しは楽
企業の決算期は様々ですが6月が中間決算の企業もわりと多いですね
先日とある企業の支店長さんがパソコンと向き合いながら唸っていました
(私) 「何をされているんですか?」
(支店長)「半期の振り返りをまとめてる最中なんだよ」
(私) 「かなり難しい表情に見えましたよ」
(支店長)「そうなんだよ。振り返るかは難しいね」
(私) 「何を振返るんですか?」
(支店長)「目指した姿とそのための行動だよ」
(私) 「振り返るのは半年振りですか?」
(支店長)「そうなんだよ。自分も忘れてた事があるね」
人は目の前の出来事に意識を取られるようです
脳科学者の方は言っています
「将来のことを考えることができるのは人間だけ」
「目標管理をするのも人間だけ」
つまり目標を立てて定期的に振り返り軌道修正をできるのは人間だけの高度なスキルみたいです
それだけに強く意識しないと忘れてしまうものでもあるように感じます
人間も生き物、目の前の事に注力して日々を生きる方が楽ならそのために過去に立てた目標を忘れたくなるのも自然なことです
それだけに目標とか目的と言われるモノは定期的に思い出す必要があるようです
先ほどの支店長さんはとても立派な方だと感じました
部下に年初に発信した目標についてちゃんと振り返ろうとしているからです
本気で実現させたいという気持ちが伝わればきっと良い方向に進むんだろうと思いました
振返りは職場に希望をもたらす
自分自身に意識を向けてみるとやはり振り返りを放棄している感じはします
(例)「今年の初詣で何を目標にしたか?」
(例)「今日は本来何をやるべき一日だったのか?」
(例)「先送りにしている事はないか?」
振返ると自分をマイナス評価しそうなので避けてしまっている事に気付きます
日々忙しく働く部下のために立ち止まって振り返る機会を作る
リーダーの大事な仕事だと感じます
ある大学教授は言われていました
「職場に今一番必要なモノは”希望”です」
「でも忙しさで見失うモノでもあります」
確かにそう思います
(問)「自分は何のために毎日働いているのか?」
(問)「自分は将来どうなりたくてこの仕事をしているのか?」
(問)「この仕事は何の実現に必要なのか?」
半日でもいいので立ち止まって冷静に振り返ってみると心が整理されるのではないでしょうか
毎日の仕事の中に将来に向けての”希望”を見つけることができるのではないでしょうか
”希望”を見失わないことが忙しい毎日を過ごすうえでは重要だと気付いきました
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」