人は、好き嫌い「感情」と損得「勘定」で動く

職場でのコーチングに悩まれているリーダーの皆様へ!

本日のコーチングポイント

1.人は気持ち次第で行動が変わることを理解する

人は期待通りに動いてくれない事が多い。それは人は理屈より気持ちで判断をするから。この現実を受け入れましょう

意思決定は理屈じゃない

職場で部下に接していると「なぜ?」と思う瞬間がよくあります

その原因のひとつが

「人は理屈通りには判断しない」

という特性を理解していないか、したくないという気持ちが

上長側にあるからだと思います

「仕事だから当たり前だろ」

「給料もらっているから当然だろ」

といくら思っても

人はそれ以上に”気持ち”の持ちようから

判断をするものです

(例)「怒られたくないから」

(例)「面倒くさいから」

(例)「自信がないから」

(例)「あの人は嫌いだから」

(例)「自分だけ損したくないから」

仕事における役割や立場とは

関係のない基準で判断をすることが多いでしょう

その判断に影響を及ぼしているモノは何か?

1.好きか嫌いかという「感情」

2.損か得かという「勘定」

人は好きな人のためならリスクを取りますが

嫌いな人のためにリスクはとりません

人は得だと思う事には積極的になれますが

損だと思うことには消極的になります

これは人の本音レベルの意識であって

直したり変えたりすることはできないモノではないでしょうか

そうだとするならば

そういうものだと思った方が楽だし先に進めます

 

さて

部下に期待通りの判断をしてもらいたければどうするか

1.その仕事を好きになってもらう

2.その仕事を自分に得になることだと思ってもらう

3.どうすればそうなるかを考えながら部下に関わり続ける

これが大事だと思います

 

でも中々そうできないのは上司にも

好き嫌いの「感情」と

損得の「勘定」がはたらくからです

(例)「あいつのためにそこまでする気になれない」

(例)「そんな事してたら自分の仕事ができない」

(例)「そこまでの給料は貰ってない」

 

結局のところ上長も部下も「感情」と「勘定」に支配されているのです

「好きか嫌いか」

「損か得か」

この2つから人は逃れることができないと考えれば

「なぜ?」と思う機会は減るのではないでしょうか

がっかりする回数も減るのではないでしょうか

 

人は”気持ち”次第です

人は理屈よりも自分の”気持ち”を優先します

そう思って部下に接することができれば

上長の皆様の”気持ち”も少しは楽になると思います

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

Print Friendly, PDF & Email

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です