管理する上司の限界:職場でコーチング

職場へのコーチング導入を目指されている皆様へ!

本日のコーチングポイント

1.管理から離れる

管理とは「決められた事」やっているかのチェックをすること。コーチングが役立たない領域です。

管理しない勇気を持つ

管理職へのコーチングトレーニングでよく聞く言葉があります

「コーチングを管理に生かせない」

「仕事でコーチングを活用できない」

日常の業務にうまくコーチングを結び付けられないということだと思います。

 

なぜ日常業務にコーチングを持ち込めないのか?

「管理とコーチングは水と油だから」です

管理とは

決まった事を決められた通りに決められただけ行動しているかをチェックすることです

コーチングとは

目指すゴールに到達するために自分で創意工夫して行動することを促すことです

 

だとすると

コーチングを職場のマネジメントに活用したければ管理することを意識して止めないといけません

これができないからコーチングが職場に導入できない、私はいつもそう感じています

 

なぜ管理を止められないのか?

ひとつには会社が管理することを求めるからです

そしてもう一つ管理を止められない理由としてあるのが

「自分が管理できる部下でいて欲しいから」だと思います

 

もし自分より優秀な部下ばかりになったら管理できるでしょうか?

自分にはできない事ができる部下ばかりだと管理できるでしょうか?

管理する側からすれば、管理しやすい部下を持ちたいし持とうとします

管理は部下の創意工夫を無意識に排除している可能性が高いのです

 

本当に部下の能力を最大限に引き出したいなら

次を任せられる人材を育成したいなら

 

「管理を止める勇気が必要です」

「部下を信じて任せる覚悟が必要です」

「それができればコーチングを活用できます」

 

管理職向けコーチングトレーニングで何度も問いかける問いがあります

「自分より優秀な部下を育てる覚悟はありますか?」

「いつでも自分の席を部下に譲る準備はありますか?」

会社内にコーチングの導入が進まない理由は

コーチング自体が難しいからではないと思います

コーチングは現状のマネジメントスタイルを否定する部分が多い、その事に気付いていないからそしてそうする準備ができていないからだと思います

 

「管理することを止める」

「部下を信じて任せる」

「自分の席を譲る準備をする」

 

これが職場にコーチングを導入する前提だと思います

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

 

 

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