上司がまず「変わる」:職場でコーチング
職場にコーチングを導入したい皆様へ!
本日のコーチングポイント
1.まず自分が変わってみせる
自分を対象外にしない
コーチングに限ららず何かを変えようとする時
自分を対象外にするリーダーが実に多いです。
(例)「変革は君たちがどう変わるか次第だ」
(例)「今までのやり方を変えてくれ」
そんなメッセージを発した後、今まで通りの管理をするリーダーが多いです。
(例)「変わる努力をしているのか?」
(例)「業績に変化が出てないじゃないか!」
自分が変われていないことに気付かないリーダーが変革を推進することはできません。
変わるとは認識回路を変えること
まずリーダーが変わってみせるのが大事です。
では何を変えるのか?
「物事を認識する回路を変える」
これが最初にやってみせるべき変化です。
(例)以前なら激怒していた出来事にも冷静に対処するようになる
(例)勝手に結論を出さずに丁寧に情報を収集するようになる
(例)周りの人の意見も取り入れるようになる
など起きた出来事を認識する手順を変えることがリーダーの変革になります。
人は過去の経験から「判断基準」を無意識に持ってしまっています。
何かが起こるとその「判断基準」に照らし合わせて”感情”が動きます。
変わろうと努力している部下の行動を古い「判断基準」で評価して腹を立てたりします。
そうなると部下は変わる努力をする事を止めてしまいます。
「正直者が馬鹿を見る」
「梯子を外される」
などネガティブな感情の囚われて自己防衛に走りだします。
変革の初期段階で欠かせないことは
「リーダーが変わってみせる」
「今までの見方を変える」
この2つが欠かせません。
コーチングとしうととかくスキルに目が行きがちです。
でももっと大事なことは手順です。
あわてて部下に変化を求めたり期待してはいけません。
まず、自分が変わることから始めてください
「あなたはどう変わりますか?」
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」