上司は部下を責めてはいけない!
上司・リーダーの皆様!
「部下を責めていませんか?」
「部下のせいにしていませんか?」
上司・リーダーの一番の仕事は部下の成長を促すことです。
本日のメッセージ
1.部下を悪く言う上司は評価が下がる
2.上司の評価は部下の行動で決まる
以上2点です
部下を悪く言う上司は能力不足と判断される
もし皆様が社長で誰かを30人の部下がいる部署の部長に任命したとしたら。
部長に何を期待しますか?
様々な調査やアンケートで経営者が部長などのリーダーに期待することとして上位に上がってくるのが
「部下の育成」です。
社員が成長するから会社も成長すると考えるととても当然なことだと思います。
だとすると、自分の部下の事を悪く言う上司・リーダーがいたとしたら経営者はどう思うでしょうか?
(例)「人を育てる能力が無い」
(例)「期待はずれ」
つまり評価が大きく下がることになります。
仕事ができない部下が悪いのではなく、成長するための支援を出来ていない自分の力不足を認識して、対策を打つのが上司・リーダーがとるべき行動です。
「人の才能に差はない」
「能力発揮の方法が違うだけだ」
そう考えるようにすると腹が立たなくなります。
「どんな環境なら能力を発揮できるの?」
「何が障害になっているの?」
こんな問いを自分にできるよう習慣化すると、どんな部下とも正面から向き合えるようになります。
上司の評価は部下の行動が決める
関連することとして、日ごろの部下の言動が上司・リーダーの評価を決めていることも知っておくべきことです。
(例)「あの部署のメンバーは文句が多い」
(例)「あの部署のメンバーには仕事が頼みづらい」
上司・リーダーが見ていないところでの部下の言動は、他部署の人達からしたらその部署全体への印象につながります。
印象が評価につながりますから、結局のところ部下の言動が部署の評価そして上司・リーダーに対する評価に結びつきます。
「あなたの部下はどんな言動をしていますか?」
「社内の他部署からの評価を意識していますか?」
評価というものはどんなに定量化しても、公平さを担保しようとしても、最後は人の好き嫌いが大きく影響するものです。
人から自分の言動をどう思われているかはとても重要なことです。
それが部下の言動を通じて間接的にやって来るのですから上司・リーダーは大変です。
自分に対する評価を正当だと思えるモノにするためには、日ごろの部下の言動に良い影響を与えることが欠かせません。
「部下にどう関われば良いのでしょうか?」
「部下の評判が高まるためには何をしてあげれば良いのでしょうか?」
どんな角度から見てみても、上司・リーダーの評価は部下の日ごろの言動次第です。
部下の成長を促す関わり方をする以外に評判を高める方法はありません。
真っすぐに部下と向き合ってみてください。
それぞれ個性があって可能性を持った人たちであるはずです。
能力を引き出すための関わりを工夫してみてください
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」