できる上司は職場の風土を意識する

上司・リーダーの皆様!

「自分の部署の風土を意識していますか?」

「部下はどんな習慣を持っているでしょうか?」

変革が加速するかどうかは「職場の風土」に強い影響を受けます。

目に見ないモノに目を向けないと職場は変わりません。

目に見えない職場の雰囲気が「職場風土」。目指すゴールにあった「職場風土」が無いとゴールには到達できない

本日のメッセージ

1.職場風土を意識する

2.上司・リーダーが風土を作る

以上2点です

 

職場風土とは何者か

人は無意識に職場の持つ独特の雰囲気を意識しながら仕事をしています。

この目に見えない雰囲気が「職場風土」です。

別の言い方をすると

「無意識の内に囚われている考え方」

更に違う表現をするならなば

「全員が感じ取っている固定観念」

「判断に影響を与えている無意識の基準」

このように表現でいると思います。

 

(例)「会社の指示には黙って従う」

(例)「納得できなくても『はい』と返事をする」

(例)「異論を唱えて事を荒立てたりしない」

 

言われてみればそうだが普段は意識していない考え方や判断基準が風土です。

社員の行動を決めるのがこの「職場風土」だと言い切っても良いと考えています。

そうなると変革のためには変革に適した「職場風土」が必要になります。

チャレンジする人を育てたければチャレンジを促す「職場風土」が必要です。

 

職場の方針と「職場風土」はどれぐらい合致しているでしょうか?

素晴らしいビジョンや方針を掲げているのに職場は閉塞感に包まれている。

そんな場面に出会うことは決して少なくはないです。

その原因が「職場風土」であることは少なくありません

 

職場風土を作るのは上司

上司・リーダーであれば自分の職場が持つ「風土」を明らかにし、ゴールに向けた行動を促進するような「風土」を醸成することが仕事です。

(例)「経営者が変わらないと」

(例)「会社自体が変わらないと」

という言葉で自分の職場を改善できない理由を説明される上司・リーダーがいらっしゃいます。

会社全体は変えることができませんが、自分の職場は変えることができます。

 

「自分の職場は自分で変えることが出来る」

 

こう思う上司・リーダーの職場は変わっていきます。

つまり各職場の「職場風土」は上司・リーダーが作っているのです。

決して会社全体の「風土」によって出来上がっているモノではありません。

同じ会社でも雰囲気の違う職場は沢山あるはずです。

その違いは上司・リーダーによって生み出されているモノです。

 

「部下にどのように行動してもらいたいか?」

「どんな人材に育ってもらいたいか?」

 

こうした問いに答えることのできる上司・リーダーはたくさんいます。

しかし

「そのためにどんな『職場風土』をつくっていますか」

という問いに答えられる上司・リーダーは極めて少数です

さらに

上司・リーダーである自分が「職場風土」を作り上げているということ気付いている人はほとんどいません。

部下に期待通りの行動を起こしてもらいたければ、そうなるような「職場風土」を作る必要があります。

その「職場風土」は上司・リーダーの日々の言動や考え方によって作り上げられます

 

「部下にはどんなこだわりを持ってもらいたいですか?」

「部下にはどんな行動をしてもらいたいですか?」

「どんな考え方をしてもらいたいですか?」

「そのために上司・リーダーとしてどんな言動をすればよいでしょうか?」

 

変革は指示や命令、方針やビジョンを作ることで実現するものではありません。

「職場風土」を変えることで実現するものです。

「職場風土」は上司・リーダーの日々の言動で作られる目に見えない職場の雰囲気です。

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

 

 

 

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