部下からの信頼を手に入れる方法(第三回)

上司・リーダーの皆様!

「部下に本気で期待していますか?」

「部下に仕事を任せていますか?」

部下から信頼をされている上司・リーダーの特徴として、仕事の任せ方があります。

期待をして全部任せているかどうかで、信頼性に大きな違いが出ます。

「期待」するとは「良い結果が出ると信じて、余計な口出し」をしないことです。

本日のメッセージ

「『期待する』とは『良い結果だけを信じて任せ、余計な口出しをしないこと』である」

1.本気で期待する

2.結果だけを待ち口を出さない

以上2点です

 

心から期待しないと意味がない

相手に期待をする時に大切なことがあります。

・心の底から本気で期待する

これができていれば部下は必ず成果を出してくれます。

 

ポーズとして言葉だけで済まそうとする上司・リーダーもいます。

(例)「期待してるからばんばってね」

言葉だけ見ると問題ないように見えますが、誰のために言っているかが問題です。

ポーズだけの場合、こういう言葉を部下に掛けてる姿を見せることで、自分が優れた上司・リーダーであることを周囲に印象付けたい。あるいは自分でそう思って満足したいという気持ちになっています。

部下はこういう上っ面の言葉をすぐに見抜きます。

これでは部下からの信頼は絶対に得ることができません。

 

心の底から「期待」してから言葉にしてください。

 

任せたフリも逆効果

任せた後の関わり方も大切です。

・「徹底的に任せる」

これをできないと信頼していることにはなりません。

 

フリをしている上司・リーダーは何かと口を出してしまいます。

(例)「俺ならこうすると思うな?」

(例)「本当にそれで大丈夫だと思う?」

など、いちいち細かく口を挟んでしまいます。

部下としては

「だったら最初から任せるなよ」

となって上司・リーダーに対して不信感を抱きます。不満や怒りを感じます。だから行動が止まります。

 

信頼をして一度任せたら、こちらからは余計な口出しをせず、結果が出るのをじっと待つのが部下を信頼している上司・リーダーのやるべき事です。

失敗したり、良くない結果が出たり、トラブルになったりするかもしれませんが、そこまではじっと待って、その後しっかりとフォローをしてあげるのが信頼される上司・リーダーです。

いちいち口を出すのは

「自分が責任を取りたくない」

と心のどこかで思っているからです。

 

上司・リーダーの皆様

「責任は全部自分が取る」

「だから思い切って全力で取り組んでくれ」

この言葉を貫けるかどうかが本気度の尺度です。

結果に責任を持ってあげてください

トラブルになったら助けてあげてください。

それ以外は任せて、手柄を部下に上げさせてあげてください。

本気で「期待」するということは

上司・リーダーとしての「勇気」「覚悟」が試されますね。

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

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