部下からの信頼を手に入れる方法(第二回)

上司・リーダーの皆様

「部下に仕事を任せていますか?」

「必ず成果を出してくれると信じていますか?」

部下が上司・リーダーの事を信頼するかどうかは、上司・リーダーが自分のことを心の底から信頼してくれているかどうかで決まります。

部下を信頼するならば、全て任せなくては意味がありません。どんな結果になろうとも任せると決めたら任せる。これが信頼することです。

本日のメッセージ

1.本気で信頼しないと意味が無い

2.信頼は態度に出てしまう

以上2点です。

 

心から信頼しないと意味が無い

部下からの信頼を手に入れるための大事な要素は4つあります

1.部下を思いやる

2.部下を信頼する

3.部下に期待する

4.部下を認める

 

今回は「部下を信頼する」についてです。

 

部下を心の底から信頼するかどうか?これは実はとても難しい事です。

なぜなら「覚悟」が必要だからです。

 

どんな「覚悟」が必要なのか?

部下の行動結果に全責任を負う覚悟です。

 

部下を心から信頼していない上司・リーダーが良く口にする言葉があります

(例)「任せるとは言ったけど」

(例)「そこは事前に相談があるべきでしょ」

暗に

「任せた範囲があるんだ、言わなくても自分で理解しろよ」

と言っているようなものです。

これは上司・リーダーが信頼をしたフリをしているだけです。

仕事の一部分しか任せるつもりがなかったことの表れです。

 

一度任せると言ったら本当に任せないと嘘になります。

それほどに部下を信頼するということは難しいことなのです。

だからこそ部下が学び成長する機会となるわけです。

 

上司・リーダーとしては選択が迫られます。

「覚悟を決めて部下を信頼して任せるか?」

「責任取りたくないから指示・命令するか?」

部下の能力を最大限に引き出すためにはどちらを選択すべきか?

リーダーシップ能力を問われる瞬間です。

 

信頼は態度に出てしまう

「心から信頼している」かどうかは態度ですぐに分かります。

部下は上司・リーダーが自分のことを心から信頼しているかどうかを上司・リーダーの態度からかなり正確に把握しています。

 

(例)厳しい表情しか見せない

(例)すぐイラつく

(例)細かい質問を繰り返す

 

こういう態度や行動から部下は自分が信頼されているかどうかを一瞬で察知します。

絶対に誤魔化すことはできません。人の五感は想像以上に鋭くできています。

 

上司・リーダーとしては言葉と態度が裏腹にならないように注意しなくてはいけません。

つまり「覚悟」ができていないのに、信頼をしているフリをしないということです。

 

部下を信頼するということは、部下の全てを受け入れる覚悟をすることです。

一度任せたら、その結果について自分も責任を負う覚悟をすることです。

ここまでしなければ信頼をしたことにはなりません。

 

上司・リーダーの皆様!

部下を信頼するための「覚悟」を持てるでしょうか?

誤魔化しは通用しません。

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

 

 

 

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