人に怒りを覚える理由

皆様に質問させていただきます!

「人に腹が立ちますか?」

 

本日は人に怒りを覚える理由とその対処法についてです。

人にレッテルを貼って決めつけてしまうと「怒り」の原因になります。その人の知らない良さを知ろうと興味関心を持ってください。「怒り」を捨てることができます

本日のメッセージ

1.レッテルを固定すると腹が立つ

2.興味関心が心を穏やかにしてくれる

以上2点です

 

レッテルを張り直し続ける価値

ここからのお話しは全て私の経験によるものです。

研究者などによって検証されたものではなく私見です。

 

人は周囲の人を理解しやすいように無意識でレッテルを張ります。

要は自分に分かりやすいように分類してイメージを固定するということです

(例)「あの人は時間にルーズ」

(例)「あの人は仕事が雑」

(例)「あの人は無責任」

 

これ自体は効率的に人と関わるために必要なことです。

でも

このレッテルが固定化されてしまうと「怒り」の原因になります。

例えば

普段遅刻をしない人と遅刻の常習者が同じ電車の遅れで遅刻した場合

なぜか常習者に対してだけ「怒り」を覚えるということありませんか?

これこそが「固定化したレッテル」により「怒り」を生み出した状態です。

 

気を付けないと無意識の内に遅刻常習者に対しての「怒り」が発生してしまいます。

レッテルを貼ること自体が問題ではなく

「レッテルを貼り直さない」のが問題なんです。

つまり「決めつけ」しまうと怒りを生むということです。

人に対するイメージや印象を「決めつけて」「レッテルを固定化」してしまうと無意識に「怒り」を覚えるようになってしまいます。

 

相手への興味関心を持ち続ける

ではどうやったら人に対して「怒り」を感じにくくなるのか?

 

自分がまだ知らないその人の特徴を知ろうとする」

要は興味関心を持ち続けて、発見があったらレッテルを追加、あるいは張り替えることです。

 

こんな経験をしたことがあります。

いつもミスが多く納期も守れない仕事がルーズな部下がいました。

でも飲み会ではとても明るく場を盛り上げていました。

最初はこの様子に「怒り」を感じていましたが、コーチングを学んだことで興味関心を持って冷静に観察をして気付きました。

「リラックスした場を作れる人かも」

そう思ったので、まずは飲み会の幹事をしてもらいました。

すると店選びから進行、各テーブルのオーダー状況への気配りまで完璧でした。

そこで満を持して会議でのファシリテーションを依頼しました。

結果としては見事なファシリテーションのおかげで、活発な議論が行われてその後の成果につながりました。

 

すると、その後この部下に対して「怒り」を感じることは無くなりました。

「仕事にルーズ」というレッテルの固定化が解消されたからです。

確かに仕事にルーズな所は変わらないけど「リラックスした場を作れる」という新たなレッテルを加えられたからです。

その人の強味の生かし方を発見できたことで「思い込み」が無くなったからです。

 

周囲を見渡して「怒り」を感じやすい人がいたら

その人に改めて興味関心を持って、今まで知らなかったその人の特徴を発見してみてください。

新しいレッテルを貼ったり、これまでのレッテルを貼り直せた瞬間から「怒り」は感じなくなります。

 

「怒り」の原因は相手に対する「思い込み」だと思います。

人は誰でも沢山いい所を持っています。

自分が気付けていないだけだと思います。

相手に対する「思い込み」「決めつけ」から解放されるため

改めて真っ白な状態で人に興味関心を持ってみてください。

「怒り」を捨てられると思います。

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

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