業績貢献に欠かせない「自己目標」

上司・リーダーの皆様

「部下の将来の夢を知っていますか?」

「仕事と個人の目標、両方を扱っていますか?」

大量消費から個人的消費へ、物質価値から情緒価値や

ストーリー性へと市場競争環境が変わっている

と言われ始めてから

もう数年が経過しています。

では

職場は市場の変化に対応したマネジメントに

変わっているでしょうか?

houkou

ただ沢山働くだけじゃ成果は出せない時代です。出来ることを増やす「人の成長」しか成果を導いてはくれません

本日のメッセージ

1.仕事量より個人の成長が大事

2.職場とプライベートの融合

以上2点です

仕事量だけで成果は出ない

「情緒」や「体験」「ストーリー」が大事だと

言われているのに今だに仕事の”量”で部下を評価してませんか?

(例)「Aさんは今日”10件も”訪問したぞ」

(例)「Bさんは”深夜まで”準備したんだぞ」

仕事ができる部下の凄さを他の人に説明する時に

上記のような表現をしているようでは部下は成長しません。

 

部下は評価を得るために行動するものです

上記の例を部下の立場に置き換えると

(例)「10件訪問しただけで認められるんだ」

(例)「とりあえず遅くまで会社にいよう」

こんな事になってしまいます。

本当に行動の”量”が業績拡大につながるのでしょうか?

 

今最も大事なことは成長することです。

「出来なかったこと」が「出来るようにになる」ことが

一番重要な業績拡大への道筋です。

(例)「地図ソフトを活用できるよになったから10件訪問できた」

(例)「資料作成ソフトの使い方を理解した。次からは残業無しで準備できる」

”10件訪問した”や”深夜まで残業した”ことではなく

そこで「何が出来るようになった」かを認めて評価することが大事です。

 

変化する必要があるということは

同じ手が通用する回数が少ないということです。

ならば常に新しい武器を手に入れるために学び

挑戦し、出来ることを増やす、つまり成長するしかないんです。

「部下の成長」と「組織の業績拡大」がセットになっていることを

理解している上司・リーダーだけが

安定した結果を出し続けることができます。

 

成長は個人の問題

それでは

どうやったら部下が成長するのか?

ここにも上司・リーダーが考え方を変えるべき

ポイントがあります。

それは

・個人的成長目標も職場で扱うことです

(例)「10年後には独立し開業している」

(例)「5年後には海外で起業している」

(例)「5年後は実家を継いでいる」

一見すると今の職場とは関係なさそうな目標ですが

人の成長目標とは本来職場に縛られるものではありません。

この職場と関係なさそうな個人的成長目標を扱えるかどうかで

上司・リーダーの部下育成力が測れます。

 

「今の職場を自分の目標達成に必要な成長のための学びの場にする」

 

(例)「開業に必要な資金を貯めるなら年収を幾らまで上げる必要があるのか?」

(例)「そのためにはどんな業績貢献をする必要があるのか?」

(例)「そのためには何が出来るようになる必要があるのか?」

(例)「手に入れたスキルは将来の夢実現に生かせるのか?」

 

個人的な目標を仕事を通じて実現するというのは

実は日本企業が元気だった時代に積極的に

実践されていたことだと思います。

(例)「結婚してマイホームを持ちたい」

(例)「家族で海外旅行に行きたい」

すごく普通に仕事をする目的になってました。

違うとしたらかつては「稼ぐ」ことで個人的な目標は達成できましたが

今は「成長」しないと達成できない目標になったということぐらいです

(稼げても結婚できない人も居たとは思いますが)

 

何よりも大事なことは、

・個人的目標を職場に持ち込むこと

・仕事を個人的成長に利用すること

こうした状態を作り上げることです。

 

上司・リーダーの皆様!

部下の個人的な将来の目標に興味を持ちましょう

個人的目標達成のための成長の機会を提供しましょう

個人的な成長そのものを認めてあげましょう

 

部下の成長しか組織の目標達成を実現する手段は無いと思います。

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

 

 

 

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