できる上司は「目的」」と「小さな問い」に拘る

上司・リーダーの皆様!

「すべての仕事に目的を設定していますか?」

「どんな問いに答えていけば良いか常に考えていますか?」

新しい制度や仕事のやり方が職場に導入される時、部下にしっかりと自分の考えと言葉を持って説明する上司・リーダーは案外少ないと感じます。

それで本当に狙い通りの効果が表れるのでしょうか?

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いきなり正解を探し始めると答えが見つからない「問い」がある。「小さな問い」を積み重ねる習慣を手に入れることが大切です。

本日のメッセージ

最初に申し上げておきます

本日は長文かつ難解な内容です

1.部下が知りたいのは「目的」

2.理解を深めるのは「問い」に答えていくこと

 

部下は「やり方」より先に「目的」を知りたい

とある社長様から素晴らしいキャリアプラン管理ツールを導入したから見てくれ、というお声がけをいただき社内説明会に参加させていただきました。

ただ社長と社員さんではこのツールへの感じ方がまるで違いました。

(社長)「この規模の会社でこのツールがあるのは学生にアピールできるよ」

(社員)「何の役に立つのかさっぱりわからない」

そして中間に位置する部長さんは

(部長)「とにかく期限までに全員提出して片付けよう」

 

本来キャリアプランを導入する狙いは

1.常に自分の将来に夢と希望を持つ

2.目の前の仕事と将来の夢の実現を結び付ける

3.仕事に目的ができる事で主体性が強まる

4.主体的になることで充実感を高められる

結論としてキャリアプラン導入の目的を表現するば

「仕事を通じて充実した人生を送るため」

私はこう考えますし、もしこの会社の部長であれば部下にそう説明します。

 

何事においても新たな業務や作業が発生する時、それが指示・命令となるのか業績拡大の武器となるのかは、説明の仕方次第です。

「どのような狙いがあるか?」

「何を期待すればいいのか?」

部下がはっきりさせたいのは、真剣に取り組むべきかどうかです。

新しい仕事について部下に説明をする上司・リーダーが、その「目的」を魅力的に伝えられるかどうかということです。

 

先ほどのキャリアプランであれば

(A部長)「俺も無駄だと思うけど、決まったことだから提出して」

(B部長)「仕事に前向きになれるから取り組んでいこう」

A部長とB部長の部下とではキャリアプランへの向き合い方は全く違ったものになるでしょうし、もっと大事なことは成果が期待できるのがB部長の部下だけだということです。

「目的」を伝えることで部下の仕事への取組み姿勢を変えることができます。

 

「問い」に答えていくことが大事

こうしたキャリアプランが形骸化するもう一つの理由として

・正解主義

があると私は考えます

「10年後あなたはどうなっていいたいですか?」

何も上手なやり方を説明しないと、多くの人はこの問いに対して即時正解を考え始めてしまいます。

結果としては大きくは2パターンに分かれます

(パターン1)「模範解答のような将来像が提出される」

(パターン2)「正解が探せずにフリーズ状態になる」

 

どんなに分かっていても日ごろの思考の習慣でこうなってしまいます。

 

日ごろ考えたことのない「問い」が投げかけられた時に大切なことは

・小さな「問い」を考えて順番に答えていくことです

大きな問いが「10年後の自分の姿です」

この問いへの答えを探すためにどんな「小さな問い」を用意するばいいかが考えるべきことです。

(例)「今あって将来捨てられるものは何?」

(例)「今も10年後も大切にしていたいのは何?」

(例)「魅力的なキーワードは何?」

など、少しずつ整理をして行きながら、目の前の霧を払っていくようなイメージです。

 

「大きな問い」に対して「小さな問い」を積み重ねて答えを探していく。

 

この手順をサポートするのが上司・リーダーの役割です。

(例)「例えばこんな問いなんてどう?」

(例)「こういう問いもあるんじゃない?」

(例)「自分にはこんな問いが役立ったよ」

「小さな問い」を作ることになれていない部下の皆さんにこうした言葉をかけることが大事です。

そしてもちろん自分自身にも「小さな問い」を繰り返し投げかける習慣が欠かせません。

 

正解を探す旅から小さな問いを探す旅に変わることで、充実した人生を手に入れることができるんです。

とても難解な内容になってしい

すいませんでした!

 

でもとても大切なことなんです。

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

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