できる上司の「主張」と「合意形成」
上司・リーダーの皆様!
「自分の考えを明言していますか?」
「部下に感想や意見を求めていますか?」
今日のメッセージ
1.上司は自分の考えを明言すべき
2.自分の考えに対する率直な意見を部下に聞くべき
3.部下の意見を参考に考えを修正すべき
4.自分の考えをチームの考えになるよう部下と合意すべき
以上4点です
部下が上司に求めること
部下が一番知りたいことは、上司が何を考えているかです。
今年はチームとして何を目指すのか?
何にこだわり、何をやらないのか?
何を評価し、何を評価しないのか?
こうした考えを伝え、部下全員が知っている状態にすることが大事です。
ただ、これで完了ではありません。
上司の考えに対し部下がどう感じているのか?どんな意見があるのか?
これを全員から残さず聞き出すということをやらなくてはなりません。
部下の話しに耳を傾け、素直に聞くことが大切です。
そして、そのひとつひとつに応えることが何よりも大事です。
必要であれば考え方を修正したり、あらたな要素を加えたりして、上司の考えがチーム全体の考えになっていくようにする修正行動がチームとしての一体感を醸成します。
言いっ放しでは部下は納得しません。
部下に感想と意見を求めてください。
そして部下の言葉に耳を傾けて真剣に聞いてあげてください。
部下は何に従うか?
部下は単純に上司に従う存在ではありません。
「裏切られない言葉に従う」
このことを忘れないようにしたいです。
だからこそ、年の始まりのこの時期にはチームとしての考えを全員で合意する必要があります。
(例)売上より利益
(例)新規顧客より既存顧客
(例)挑戦した結果の失敗は認められる
など、信じても裏切られない共通の言葉をチームで作り上げることが大切です。
これができあがり、一貫して言葉通りにチーム運営が行われるなら、部下に不安や迷いは無くなっていきます。
積極的な行動が見られるようになります。
「チームの考えを表す言葉」
これを1月末までに完成させることができれば、1年間チームワークの高い前向きな組織運営が可能になります。
上司・リーダーの皆様!
まずは自分の考えを明確に発信しましょう。
そして部下の意見に耳を傾けましょう。
そうすることでチームとしての考えをまとめ全員で合意しましょう。
決して自分の考えを発信して終わりにしないでください。
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」