上司が感情的に怒ってはダメ!
上司・リーダーの皆様!
「職場で感情的に怒ったりしてませんか?」
「職場に好き嫌いを持ち込んでませんか?」
人は感情で行動する生き物です。
普段の生活はそれで全く問題ありません。
しかし、職場に感情を持ち込むと問題が起きます。
なぜか?
職場に集まった人はたまたま集まったグループだからです。
本来のグループとは違う
本来グループというのは好きな共通点を持った人の集まりです。
(例)「野球が好き」
(例)「食べ歩きが好き」
あるいは気が合う人同士の集合体でもあります。
では職場のグループはどうでしょうか?
全員が共通する好きな事があるでしょうか?
気の合う者同士が集まったグループでしょうか?
どれも違います。
その会社の社員だからこそ集まった特殊な集団です。
だから簡単には意気投合して信頼関係を構築する
ことができない状態にあります。
信頼するから感情を受け入れられる
好きな事が共通していたり、気が合う者同士なら
感情をぶつけ合っても仲間で居続けられます。
お互いに信頼関係が出来ているからです。
一緒に集まった理由があるからです。
でも組織の中のグループはそのままでは
信頼関係を構築することができません。
上下関係、先輩と後輩などグループ内での
関係性がフラットではないからです。
その状態で感情が持ち込まれると大混乱します。
信頼していない相手から感情をぶつけられた時
人は感情的になって対抗するから混乱します。
感情と感情のぶつかり合いに理屈も論理もありません。
あるのは「好き」「嫌い」の感情だけです。
上司・リーダーは感情を持ち込む前に
チーム内に強い信頼関係を築く必要があります。
お互いを十分に理解する
協力し合える関係になる
なんでも言葉にして話し合える関係になる
こんな状態まで人間関係を信頼に基づく関係にする
それまでは感情を持ち込んではいけないのです。
信頼関係があれば感情は要らない
実際にどうなるか?
職場で信頼関係が構築されたグループは
・お互いを認め合える関係になります
・お互いを許し合える関係になります
・お互いに遠慮なく指摘し合える関係になります
・お互いに助け合える関係になります
そうなると上司・リーダーが感情的に怒るような
場面は殆ど発生しないはずです。
感情的に怒る場面があるということは
信頼関係がまだ構築されていないことの証です。
興味関心と期待が信頼を生む
ではどうやって信頼関係を構築するか?
1.お互いに興味・関心を持つ
2.相手に心から期待する
3.敬意と感謝を伝える
こうすれば信頼関係が構築できます。
上司・リーダーからこの行動を取るケースが少ないです。
部下の人柄や生い立ち、プライベートに関心を持たない
結果だけ求めte期待をしない
上から目線で常に見下している
こんな上司・リーダーの元では信頼関係は構築されません。
だから感情を持ち込んではいけないのです。
感情的に怒るなどあってはならないことです。
その前に信頼関係を築く行動を取りましょう
それが出来たら、感情的になることはなくなります。
感情的に怒る前にやることがあります。
部下に興味関心を持って話しかけることです
すぐに評価を下さず期待し続けることです
上司・リーダーとしてやるべき事を先にやりましょう!
感情的に怒るのはやるべき事を放棄しています。
本日も最後までお付き合いいただきまして
「ありがとうございました」