できる上司は「部下の癖を知っている」

上司・リーダーの皆様

「部下の癖を知っていますか?」

何の癖かというと

「部下の思考の癖を知っていますか?」

例えばこんなケースでの部下一人ひとりの「思考の癖」です。

(ケース)本日6月17日時点で月間目標売上に対し進度40%

できる上司とダメな上司の違い

なぜこのケースを扱うか?

そこに「できる上司」と「ダメな上司」の違いが出るからです。

「できる上司」は

・全員と現状を共有する

・部下一人ずつと対策を話し合う

「ダメな上司」は

・全員と情報を共有する

・全員にまとめて同じ指示を出す

違いを感じていただけたでしょうか。

「ダメな上司」は誰がどうがんばるかには興味がないんですね。

自分の責任と評価を意識しているだけです。

とにかく目標を達成させできればいいんです。

「できる上司」は人に注目をします。

「Aさんはこの状況をどう捉えているんだろう?」

「Bさんはどんなことを考えているんだろう?」

「Cさんはどうするつもりだろう?」

そして、この時「できる上司」は部下一人ひとりの「思考の癖」をよく理解して活用します。

「Aさんは必ず達成させると考える」(前向き思考)

「Bさんはすぐ諦める」(思考停止)

「Cさんは言い訳を考え出す」(後ろ向き思考)

だから、人によって話しかけ方を変えるし、個別に話しをするんです。

・Aさんには個人目標以上の実績を目指してもらうために

・Bさんには諦めずに考えて行動してもらうために

・Cさんには言い訳でなく課題解決策を考えてもらうために

team

部下の「思考の癖」を生かすのが「できる上司」

「できる上司」は相手の「思考の癖」に合わせた話し方をして、それぞれの能力を引き出すことができます。

個別に話すメリット

手間暇かけて部下一人ひとりと話すメリットは何でしょうか。

・部下が成長する

・チームのチカラが向上する

・上司としてのあなたの評価が高まる

・優れた人材が集まる

沢山いいことが起きます。

自分の存在を尊重してくれる上司。

その上司から自分に合った話し方で声をかけられたら

「がんばろう」

と思いますよね。

全員がんばれば「成果」が出るのでチームのチカラは向上します。

当然「できる上司」としてのあなたの評価は高まり、良い評判が社内に広がります。

沢山の社員が「できる上司」であるあたなの下で働くことを希望します。

優れた人材が集まるので、ますますチームのチカラが向上し「成果」がでるようになります。

一方「ダメな上司」は真逆の事を経験することになります。

・誰もがんばらない

・チームのチカラが低下する

・上司としての評価が下がる

・部下が異動希望を出す

自分の事しか考えない「ダメな上司」のために努力するような部下はいませんよね。

「ダメな上司」が異動になるか、自分が別の部署に異動になるまで適当に過ごしますよね。

「ダメな上司」の評判は社内津々浦々まで広がります。そして誰も来たがらくなります。

時間をかけても得になる

個別に話すのは時間を取られることです。でも

・「できる上司」は何に時間を使うのが得かを知っています

何に時間を使うのが得なのでしょうか。

・部下と話しをすること

・部下を育成すること

です。このためなら時間を掛けることに躊躇しません。

部下が成長してくれれば、自分が楽になるんですから得ですよね。

いちいち指示したり、チェックしたりしなくていいんですから。

そのためなら部下と沢山話しをして部下を良く理解することは何の苦にもならないですよね。

今日のまとめです。

・「できる上司」は部下と話すことに時間を沢山使います

・「できる上司」は部下の「思考の癖」を理解して生かします

・「できる上司」は「部下育成」の大切さを理解しています

「できる上司」であり続けられるよう、がんばりましょう!

本日も最後までお付き合いいただき

「本当にありがとうございました」

 

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