職場では「事実」と「判断」は分ける
台風で被害を受けられた皆様にお見舞い申し上げます!
ここ数日の台風に関する報道を見ていて
強く感じたことがあります
「何が事実なの?」
「何を基準に判断しているの?」
「事実」と「判断(評価)」が一緒になっていると
認識の個人差があって「誤解」や「勘違い」を引き起こします
これ、職場でも毎日起きているんじゃないでしょうか?
「何が事実」なのか
「事実」とは起きた事そのものです
良いとか悪いとかは抜きにして起きた事です
この事実だけを客観的に共通認識するのが難しいんです
なぜなら
人は「感情」を持って事実を認識してしまうからです
例:「大変だなあ」
例:「前回の台風より酷いんじゃないか」
など個人差のある「感情的判断」を使うんですね
これ自体は自然に起きることですが
仕事では「誤解」や「勘違い」の原因になります
みんなが同じ「感情」を持っているわけではないからです
まずは「事実」だけを客観的に共有することが大事です
例:売上達成率が99%だったという事実
例:売上前年比が101%だったという事実
これらの数字をどう判断してどう評価するか?
それは別の手順にすることです
「判断(評価)の基準」を合意する
「判断(評価)」する時に大事な事は
「全員が同じ判断基準を持つこと」
なんですね。
例:目標売上に対する達成率
例:売上前年比105%
などですね
仮に売上前年比が101%だったなら
これ自体は事実です
では売上前年比101%をどう評価するのか?
例:目標が105%であれば未達成という判断です
例:目標が100%であれば達成です
「判断基準」が違えば判断の結果(評価)は
同じ事実であっても変わっていくのです
だから
「判断基準」を全員で共有することが大事なんです
「起きた事実は何なのか?」
「何を基準に判断(評価)しているのか?」
この2段階に明確に分けて議論すると
仕事のの生産性は大きく改善します
なぜなら
「誤解」や「勘違い」という仕事の無駄やミス
の原因を減らすことが出来るからです
是非、分けて下さい
本日も最後までお付き合いいただきまして
「ありがとうございました」