「考えている人」と「考えていない人」の差
あと一息でコロナウイルス騒動も乗り切れるかもしれない
そんな段階に入りましたね
今回のコロナウイルスで起きた事と言えば
数か月前には想定していなかったリモートワーク
うまくできる人とうまくできない人の差
結構感じられた方も多いのではないでしょうか
これを別の言い方で表現すると
「考える事が出来る人」
と
「考える事が出来ない人」
の差であると思います
見分け方
まず最初は
「考えている人」と「考えていない人」
の見分け方ですね
その方法は
★アウトプット物の中身で見極める
これでほぼ確実にできると思います
例えばメールの文章や報告書
①「考えている人」の表現
・結論が必ず存在している
・自分の意見や考えを伝えようとしている
・自分が何をするかが必ず記載されている
②「考えていない人」の表現
・結論がはっきりとしない
・だれかのせいにする他責の表現が多い
・他人への要求や会社への要望ばかり
こんな感じで差が出るので分かりやすいと思います
考える理由
人はなぜ考えるか?
「自分はどうすべきかを決断するため」
ですね
だから「考えている人」の表現には
自分が”主語”になった文章が多くなります
逆に「考えていない」人は何をしているのか?
自分を守るための言い訳を探している
そんな感じではないでしょうか?
考えているようで実は考えていないという事ですね
考えてもらうためには?
では考えてもらうにはどうすれば良いか?
★意見やアイデアを求める
例:「あなたの考えを教えて欲しい」
例:「あなたは何をするの」
例:「あなたのアイデアを聞きたい」
この問いに答えるためには考えるしかありません
これを繰り返していれば
その内自分から考えるようになります
ただし忍耐は必要ですね
人は急には変わらないし成長しませんから
最初のうちは
例:「いや、わからないです」
例:「それを教えて欲しいんです」
こんなコメントが返ってくかもしれません
でも気にしないでください
例:「そうか、じゃあ後でまた聞くからね」
例:「考えておいてね」
といって一旦その場は終わりにする
そしてあまり時間を置かずにまた問いかける
相手が嫌そうな顔をしても
笑顔で好奇心を持って問いかけ続ける
そうするとその内何か言ってくれるようになります
それまでは忍耐強く問いかけ続けるしかないですね
それから
最初の内の意見やアイデアは
どんな内容でもありがたく受け止めて下さいね
急にすばらしいアイデアなんて出てきません
繰返し考えている中でふと浮かぶのがアイデアです
やさしく、長い目で期待してあげてください
リモートワークに求められるのは
自分で「考えることが出来る」人材です
意見やアイデアを求め続けることで
そうした人材に人を育成することは可能です
粘り強く問いかけて
「考える事が出来る」人材を増やしてください
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」