「変わる」とは「別人になる」ことじゃない
部下を持つ上司・リーダーの皆様!
「変わるとはどうすることでしょうか?」
確かに時代は変わっています
仕事のやり方も変える必要があると思います
だからこそ
「変わる」という事を正しく認識することは
とても大事だと思います
「別人になる事じゃない」
まず最初に認識すべき大事な事は
「変わるとは別人になることではない」
ということです
例:急にやさしくなる
例:突然怒らなくなる
例:何も指示をしなくなる
これらは無理やり自分を抑えつける変化です
本質的には変わっていないけど
”我慢”をしてやらないようにする行為です
これらは「別人」になろうとすることから起こります
人は急には変われないし別の人間にもなれません
まず大切なことは
「変わることは別人になる事ではない」
と認識することです
「中身を入れ替えていく」
では人が「変わる」とはどうなることか?
「自分の中身を入れ替えていく」
これが「変わる」ことだと思います
1.何かを「手放す」か「仕舞い込む」
2・新たな何かを「取り入れる」
この出し入れによって起こる違いが「変わる」
ということになります
例:いきなり命令するのは止めよう
例:替わりにまずは話しを聞こう
こうした入替えが人の「変化」として
周囲から認識されていくのです
ということは
少しずつ変わっていくのが正解です
1個手放して1個取入れる
この繰り返しで気付けば随分と変わっていた
これが「変わる」ということだと思います
「出し入れのバランスを取ること」
「変わる」とは「別人になること」ではありません
少しずつ自分の中身を入れ替えていくことです
この時大事なのが「バランス」だと思います
例:1個手放して3個取入れる
例:3個手放して1個取入れる
どちらも入替えのバランスが取れていません
こういうことをしてしまうと
例:慣れない事が多すぎてストレスになる
例:止めた事が多過ぎて自分らしさを失う
など不具合が発生して良い方向に進まなくなります
手放す事と取入れる事の数を合わせるのが大事です
「~の替わりに~をすることにする」
この1対1の入替えがうまく「変わる」コツだと思います
人は「自分らしさ」を持っています
長年の経験と努力で手に入れた「個性」「強み」「弱み」です
急には手放せません
だから1つずつ入れ替えていくことが大事だと思います
「変わらなきゃいけない」
という言葉に強く反応し過ぎて
「丸っきり別人なることを目指す」
のだけは止めて下さい、辛い思いをします
「変わるとは入れ替えていくこと」
この認識がとても大事だと思います
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」