苦手な部下がいて当然:職場でコーチング

良く相談を受ける悩みがあります

「苦手な部下とどう接すればいいか?」

苦手な部下が居れば苦手な理由をまず明らかにすればよいと思います

確かにいます、苦手な部下

私はこのようにいつもお答えしています

「苦手な部下がいて当然だと思います」

「まず苦手な理由を全てリストにしてみてはどうですか」

「その後はどうやって関係を作るか試行錯誤してみる」

「大事なことは接触頻度を増やし距離を縮めることだと思います」

いかがでしょうか?

必ず相性はある

ヒトには性格があって生活環境も違います

もともと別々の生い立ちを持つ人の集まり

それが職場です

すぐに分かりあえる人も居ればその逆もありです

だから苦手な部下がいるのはとても自然な事だと思います

 

たまに誰とでも打ち解けられる人が居ると羨ましく思います

例)明石家さんまさん

例)笑福亭鶴瓶さん

でも自分を含め大半の人は得手不得手があると思います

そう思うことで自分を肯定することが第一歩じゃないでしょうか

苦手な理由は?

苦手だと感じるならきっと理由があるはずです

苦手な理由をリストにして書き出すといいと思います

頭の中だけで考えるとどんどんイメージが膨らんでしまいます

苦手意識が強くなり相手と距離を空けてしまっては問題が解決しません

文字にしてみるとそれだけで相手の事が理解できたように感じます

相手を理解することで苦手な理由を知ることが大事です

どう接するか考える

仕事ですから苦手でも接していく必要があります

ただ苦手な理由が分れば接し方のアイデアは意外と出てきます

良くあるパターンとしては

例)用件だけ手短に話す

例)理解できたか必ず確認を取る

例)思っていることがあれば口にしてもらう

 

ちょっと脱線しますが

意外とよくあるケースとしては

例)自分だけが意識していて相手は何とも思ってなかった

このケースが非常に多いです

1.相手は普段通りにしていただけ

2.自分が勝手に相手を苦手だと意識してしまった

結果的にはこういう落ちになることが多いです

とにかく関わる

思い込みを解消するためにも

お互いに苦手であればその状態でも関わり合えるようにするためにも

欠かせないのは接触する頻度を高めることです

とにかく関わっていくということです

 

コツとしては

一度の対話の時間を長くするのではなく

短い対話で頻度を増やすのがお奨めです

お互いにストレスを感じる時間は短い方がいいです

頻度が増えれば慣れてきてストレスが低下していきます

腹を割って話すのはその後でいいと思います

上司・リーダーの方からどんどん話しかけるのがいいでしょう

 

全ての人とうまく付き合うのは無理だと思います

苦手な人は苦手です

そして苦手で終わらないためには

1.苦手な理由を明らかにする

2.接し方を工夫する

3.とにかく頻度多く接する

仕事のための関係と割り切れば案外うまくいくものです

プライベートでまで仲良くするわけじゃありませんから

 

本当に注意していただきたいこと

それは

苦手な人と距離を空けないことです

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

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