スピード感が必要なのは意思決定
部下を持つ上長・リーダーの皆様!
「仕事で何にスピード感を求めていますか」
ここ数年本当によく聞く言葉
”スピード感が大切”
確かにそうだと思いますが
「何にスピード感が必要なんでしょうか」
多くの組織改革を支援させていただきながら
頻繁に問いかける問いとなっています
納期短縮ではない
まず現場を疲弊させる
良くない”スピード感”の正体は
「納期短縮を求めること」
やり方や手段も提供しないで
納期の短縮だけを求めてはいけないと思います
例:やり方は自分で考えて
例:やると決まったんだからやって
例:やるしかないよ
これって上長や会社側の手抜きに感じます
納期短縮を期待するのであれば
その実現に必要な手立てを準備するべきです
例:2人スタッフを増やすから
例:こういうやり方をすればできますよ
ちゃんとできる環境を用意するべきです
上長や会社の都合で納期を決めるのは
スピード感とは別物だと思います
意思決定にスピードがいる
逆に現場のやる気を引き出す
良い”スピード感”の正体は
「意思決定の早さ」
であると思います
組織運営では色々な事に対して
意思決定をすべき立場の人が
意思決定すべき事がたくさん起きます
これらに的確に素早く意思決定をする
リスクと責任を取って意思決定をする
これが期待される”スピード感”だと思います
決めて欲しいことがすぐに決まる環境
これが変化に対応できる組織だと思います
そのために必死で考えて知恵を出して決断する
仕事の納期に十分な時間を提供する
それが上長・リーダーに求められる能力ではないでしょうか
”スピード感”の使い方次第で
組織は加速することもあるし
疲弊して崩壊していくこともある
そんな事をいつも感じております
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」