「教育」と「学習」の違い
企業で研修をご担当されている
皆様、社会人にとって
「教育」と「学習」
どちらが大切でしょうか?
私は、社会人(プロ)には
「学習」
だけが必要だと考えています
「教育」は不要です
「教育」とは
「教育」とは何か?
それは
「人」が「誰」を「教える」
ことだと思います。
ですから
「教える人=教師や指導者」
が絶対に必要です。
だとすると
職場という場所は
「誰」かが「誰」かに「教える」
ための場所なんでしょうか?
仕事をして利益を生む場所
ですよね
「学習」とは
「学習」とは何か?
「誰」かが「何」かを「学ぶ」
ことだと思います
指導者や教師はいなくても
「学ぶ人」が居れば
「学習」をすることはできます
会社で働いているのは
報酬をもらって仕事をしている
「プロフェッショナル」な人達です
プロに「教育」は必要ありません
必要なのは
「学ぶ」ための「環境」です
ただし
職場は「学ぶ」ための「場所」
でもありません
「研修」は「学習環境の提供」
ここまでの考えを前提とするならば
企業研修とは
「業績貢献」に必要なことに対する
「学習環境提供」の場
でなければならないと思います
主役は「参加者」です
講師が気分よく持論を展開する
ための場になってはいけないです
「参加者」が自ら「何」かを「学ぶ」
のであって教えてはいけません
研修の設計段階において
この考え方は極めて重要だと思います
「実践」と「成果」
それでは
「学習」のための「企業研修」
において大事なことは何か?
それは
「実践」と「成果」です
「実践」とは
「実践」とは何か?
それは
「学習」したことを「仕事に生かす」
ことです。
「学んだだけ」の状態では
会社に何も貢献していません。
「仕事」で活用しないとダメです
「成果」とは
「成果」とは何か?
それは
「実践」して「良い結果」を出す
です。
「良い結果」とは「業績貢献」ですね
いくら「学んだ」ことを「実践」しても
「業績に貢献」する「成果」を出さないと
会社は投資に対するリターンを得られません
研修への投資リターンは業績拡大です
いかがだったでしょうか
営利を目的とした企業において
研修の目的は「業績拡大」です
その目的のために
社員が自ら「学習」をして
「学んだ」ことを「実践」して
「成果」を出して「業績貢献」する
企業研修の設計において
この考え方は極めて大事だと思います
本日も最後までお付き合いをいただき
「ありがとうございました」