良し研修は実務を扱う

企業で研修を担当されている皆様!

「研修では実務を題材にしていますか」

研修と言えば”ケーススタディー”というイメージです

でも

忙しい研修参加者の皆様には喜んでもらえません

なぜならば

忙しい業務を置き去りにしてきたメリットを感じないからです

参加者の実務を扱わない研修は事後アンケートが最悪になります

研修への期待は業務改善

研修参加者が研修に期待する事は何か

1.実務に即生かせるスキルの習得

2.実務の課題解決策を手に入れる

3.他の参加者の仕事の仕方を知る

どこの会社で聞いてもこの3つが出てきます

これは何を意味しているのでしょうか

「忙しい仕事を効率化して成果を出したい」

「そのための具体策を手に入れたい」

こういう参加者の思いの現れじゃないでしょうか

 

だとすると”ケーススタディー”でいいんでしょうか

アメリカの企業や異業種の事例で実感持てるでしょうか

身近に存在しない”Aさん”について真剣に考えられるでしょうか

忙しく働いている参加者の成果出しに貢献する題材を扱う

これが「良い研修」における必須条件だと思います

実務を扱わないのは講師の都合

では、なぜ多くの研修講師は

実務を題材として扱わないのでしょうか

1.全員に同じ事を教えたいから

2.人数分の違う課題に対応できないから

だいたいこのどちらか、あるいは両方が要因です

いずれにしても講師側の都合で実務を扱わないのです

 

一人ひとりが自分の実務を研修に持ち込んだなら

講師は一人ひとりに個別対応をする必要があります

リアルな課題の解決に参加者と一緒に取組むことになります

これが出来る講師しか実務を題材にしません

自分が出来る限界を超えないようテキストに頼り

テキストの範囲内で予定通りの進行に徹します

参加者の都合を考慮しているようなフリをするだけです

 

研修で実務を扱う事のメリットは

1.研修内容が実務にすぐ取込まれる

2.参加者が実務に研修内容を即活用する

3.実務レベルで研修成果が確認できる

このようなメリットがあります

何と言っても参加者からの事後アンケートが違います

(例)「仕事に役立つことばかりだった」

(例)「実際に仕事で役に立った」

(例)「なぜ仕事が進まないか気付いた」

など実務を起点とした高評価が返ってきます

研修担当者にとって事後アンケートは重要です

事後評価が高くなる研修は参加者に”お役立ち”する

研修ということになります

”お役に立つ”研修は参加者の実務を必ず扱います

だから

「良い研修」とは

「参加者の実務を題材にした研修」

ということになります

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

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