社内研修で目立つのは誰?
社内での研修を担当されている皆様!
「研修に同席したり参加していますか?」
「誰が目立っているか意識していますか?」
研修は参加者に「気付き」と「成長の機会」を提供する場です。
研修担当者は実際にそうなっているかを現場で確認すべきです。
本日のメッセージ
1.気を使う相手は参加者
2.研修内容の評価はその後の変化で
以上2点です
研修講師に気を使ってませんか?
研修担当者が一番気を使うべき対象者は誰か?
「研修参加者」です
彼らが研修から多くの事を学び、実務で成果を上げてくれることで会社が成長する。
だから研修を実施するんです。
研修担当者が一番気を使うべき相手は「参加者」です
(例)「集中できる環境だろうか?」
(例)「判らない事を質問できてるだろうか?」
(例)「講師のペースについて行けるだろうか?」
常に研修参加者に目を向けて、必要な事は何でもするのが研修担当者の仕事です。
だから研修担当者は研修の場に常にいる必要があります。
その場にいるけど内職をするなんて絶対にやってはいけない事です。(大丈夫ですか?)
さらに、講師を”もてなす”必要は全くありません。
報酬を支払っているのですから、むしろしっかりと働いてもらわなくてはいけません。
お茶やおしぼりを小まめに提供したり、ましてや講師だけに高いお弁当を用意するのは勘違いです。
参加者に対してしてあげるべきです。
そんな事で文句をいう講師なら次はお願いしない方がいいです。
会社の将来は研修参加者がいかに研修を活用して業績に貢献してくれるかにかかってます。
研修の評価はアンケートじゃ判らない
社内研修の評価はどうやってしていますか?
(例)「当日に参加者にアンケート記入してもらう」
(例)「後日参加者にメールでアンケートに答えてもらう」
(例)「特に何もしていない」
研修の評価も他の色々な業務に対する評価と全く同じです
「参加者がその後に業績向上に貢献したか?」
これしか企業においての評価軸はありません。
ただ、実際に成果が出るまでは待てませんし、その成果が研修によってだけもたらされるものでもありません。
なので研修前後で「行動に期待通りの変化」が表れたかで評価をすべきです。
(例)「ロジカルシンキング研修後に期待する行動は何ですか?」
(例)「問題解決力研修の後に期待する行動は何ですか?」
研修をして学びの機会を提供したという既成事実を作るだけでは、研修担当者としては会社に貢献ができていません。
会社に貢献するような「行動の変化」を引き出すまでが研修担当者の仕事です。
研修担当者の皆様!
研修をする目的を見失わないでください
講師に必要以上に気を使わないでください
研修参加者に期待して最大限の支援をしてください
研修参加者こそが会社の将来を変えてくれる人達です!
本日も最後までお付き合いいただき
「ありがとうございました」