できる上司は「強制参加」は使わない

上司・リーダーの皆様!

「部下に『強制参加』の指示出したことありますか?」

「なぜ『強制参加』という言葉を使ったのでしょうか?」

私の経験上から『強制参加』という言葉を使う理由は

・自分に自信が無いから

・自分のプライドが許さないから

です。要は「自分都合」の時に使ってしまいます。

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「権力」を使わず「人格」で部下に動いてもらえるのが「できる上司」

権力を使うと見透かされる

確かに「部の会議」や「部の飲み会」には全員参加してもらいたいですよね。

ただ、冷静に考えてみましょう

「参加したくない部下はなぜそう思うのでしょうか?」

参加したくない理由が必ずあるはずです。

そして上司・リーダーは何となくその原因が自分にあると気付いています。

でもどうしたらいいか判らないから『強制参加』という「権力行使」に出てしまうのです。

「自由参加にしたら人が集まらないような気がする」

「人が集まらないとカッコ悪い」

こんな心境になるからやっていまうのです。

気をつけなくてはいけないのは『強制参加』と言った瞬間に部下に見透かされているという点です。

感の鋭い部下たちはココロの中でつぶやいています。

「権力使わないと人を集められないのかよ」

「偉そうに。上司じゃなければ無視したい」

「自分の魅力の無さに気付いてくれよ」

こんなことになっています。

・部やチームの定例会議

・仕事終わりの飲み会

・半期に一度の合宿

こんなことに『強制参加』を求めている上司・リーダーの皆様は

部下が「主体的に」「率先して」参加をしてくれるようになるために

まず自分自身が「魅力ある上司・リーダー」になるための努力をすることを考えるべきだと思います。

人格を磨く

どうやったら「自由参加」でも全員が参加してくれるよにんるのか?

それは上司・リーダーが自分自身の

・上司・リーダーとしての「人格」を磨く

という行為によってのみ実現することができます。

「部下を見下していませんか?」

「部下のせいにばかりしていませんか?」

「ダメなところばかり指摘していませんか?」

「自分の成功体験を自慢気に語っていませんか?」

「自分の考えを押し付けてばかりいませんか?」

「部下の能力を疑っていませんか?」

「部下に感謝していないんじゃないですか?」

これらの「問い」にいくつ「yes」が付いたでしょうか?

こうした行動を減らす。そして逆の行動を取る「勇気」と「覚悟」をお待ちでしょうか?

これこそが「人格を磨く」行為です。

「人格」は「人のためを思って行った行為」によって磨かれていくと言われています。

組織において上司・リーダーであれば

「部下のために思ってどんな行為をしますか?」

「人格」を磨いて「自由参加」での「参加率」向上を目指しましょう。

参加人数で人格形成度がチェックできる

さっそく今日から「自由参加」にしませんか?

そして参加する部下の人数の変化で

・上司・リーダーとしての人格形成度チェック

をしませんか?「勇気」がいりますが、上司・リーダーとはそういう役割りです。

「主体性」「自己責任感」のある上司・リーダーになるためには避けられない行為です。

「どうやったら参加してくれるでしょうか?」

この「問い」に自分なりの「答え」を探し実践して検証してみてください。

「人格」を形成するための行為が何であるかを発見することができるはずです。

正解はありません。やってみるしかありません。

今日のまとめです。

・部下から信頼されるためには『強制参加』は使用禁止

・『強制参加』と言うと部下から自信の無さを見透かされる

・「人格」を磨くことで「自由参加」でも参加者は増やせる

・「部下のための行為」を増やせば「人格」は磨かれる

「勇気」を出して「こだわり」を捨てて一歩踏み出しましょう

今日も最後までお付き合いいただきまして

「ありがとうございました」

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