大坂なおみ選手へのコーチング

大坂なおみ選手

全米オープンテニスでの優勝

”おめでとうございます”

色々な事で話題となっていますが

ここではコーチを務めている

サーシャバインさんのコーチングついて考えてみます

大坂なおみ選手、おめでとうございます!

 

サーシャバインコーチの年齢は33歳です(若い)

セルビア系ドイツ人で

本名はアレクサンダー・バイン

米国に移住して

プロのテニスプレーヤーになりましたが

早くに引退をしてコーチの道に進みました

2007年から女王セリーナ・ウィリアムズ選手の

ヒッティングパートナーを務めていました

そんな

サーシャバインコーチの大坂選手へのコーチングスタイルは

”ポジティブ”

”エンジョイ”

でした。これが大坂選手の能力を高めたという事のようです

個別対応

ここで大事にしておきたいことは

サーシャバインコーチは

「大坂選手への個別対応をした」

というところです

大坂選手は技術面以上にメンタルに課題があったそうです

真面目過ぎて一つのミスも許せず感情的になったそうです

なのでサーシャバインコーチは

「もっとテニスすることを楽しもう」

「大丈夫、君ならできるようになるよ」

「凄いよ、できるようになったね」

という感じて常にポジティブに笑顔で接することで

大坂選手のメンタル的な成長を支援したようです

 

ではセリーナ選手にも同じようにしていたのでしょうか?

ここは推測でしかありませんが

全く違う接し方をしていたと思います

セリーナ選手は大坂選手とは個性が大きく違います

強いメンタルを武器にして勝利やナンバー1に拘り

自分を信じて攻撃的なテニスをします

こういう選手に対しては

「それで満足しているのか?」

「それがナンバー1プレーヤーのボールか?」

「世界1のプレーをしているのか?」

と少し攻撃的に相手を刺激するよう接していたと思います

ヒッティングパートナーですから厳しいボールを

提供しつづけていたのではないでしょうか

 

コーチングで何よりも大切な事は

「相手(クライアント)をオンリーワンの個人」

として個別対応をすることです

他の人に対して成功したパターンを利用するのは

コーチングではありません

ましては人と比べたりすることはありません

「この人のためのコーチングとは?」

と自分に問いかけて正解を探していく

これが相手に寄り添うコーチング

という事だと思います

信じて対話し続ける

では個別対応をするうえで大事な事は何か?

「相手を信じて対話をし続ける」

これが大事だと思います

 

特に大事なことは

「相手(クライアント)を信じること」

企業では結果が求められるので

なかなか成果を出さない部下がいると

「なんでこいつが部下なんだ?」

「他の人と代えて欲しい」

と思いがちですが、これが主体性を奪ってしまいます

人は信じてもらえているからこそ現状から飛躍しようとします

信用も期待もされていないのに頑張る人はほとんど居ません

あとは

どんな時でも対話をすることです

「今日は調子が良くないようだね?」

「何があなたを悩ませているの?」

「今の自分にできることは何?」

という感じで対話をしていくことです

企業では業績が良くない部下がいると

放置されるケースも少なくありませんが

人は人との関わりを意識して生きる生き物です

孤独や孤立は行動エネルギーを奪ってしまいます

だから対話を通じで関わり続けることが大切だと思います

 

1.個別対応をすること

2.信じて対話という関わりを続けること

これが能力開発を目的としたコーチングにおいて

大切なことだと思います

限られた時間の中でこの2つをやり切るのは大変です

でも大変の先にあるのは最高に充実した成果です

部下育成にお悩みならば一度お試しください

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

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