「主体性」を求めてはいけない!

部下を持つリーダーの皆様!

「部下に『意見』を求めていますか?」

働きやすい職場に欠かせない要素の一つ

それが「部下の意見」です

「意見がでない」「違う考え方がない」こういう職場では主体性はうまれません

没個性になっていないか?

多くの管理職の方から聞く言葉があります

「部下が主体的に行動してくれない」

なぜそうなるのでしょうか?

 

私の考えはこうです

 

「上長が部下の意見を聞かないから」

 

・上長が仕事に細かい指示を出している

・部下の意見はほとんど聞かない

こういう環境だと人は自分の意見を言わなくなります

意見を言わないということは考えなくなります

考えないから”主体性”は無くなっていきます

つまり

個性的な部下が減りみんな同じようなタイプになります

自分の「意見」を持たない”没個性”の集団ができあがります

もし自分の職場が”没個性”の状態にあると感じるならば

「意見」を言うチャンスが無い職場である可能性が高いと思います

 

主体性を期待するのであれば

「意見」を言う場面を増やすことをお奨めします

まずは部下の考えを聞くようにしてみてください

考えられない部下の場合は考えることを促してください

まずはそこから始めるしかないと思います

主体性は育てるモノ

”主体性”は育てるモノなので時間が必要です

1.自分で考える

2.自分の考えを意見として言う

3.意見への周囲の反応を受け留める

4.自分で判断して行動に移す

この4ステップが主体性発揮までに必要です

職場の状態がこの4つのステップのどの段階にあるか?

これによってやるべきことが変わります

自分で考える習慣が無いならそこから始めるしかありません

 

現状を把握できたら具体的な行動を求めるのがポイントです

×「主体性を発揮しなさい」

〇「あなたの考えを教えて」

「主体性を発揮する」よう指示されたとしても多くの人は動けません

抽象的過ぎてどうしたらよいのか分からないからです

「あなたの考えを教えて」と言われればどうか

まずは考えてみることはできるはずです

その考えた内容が期待以下でも聞くことが大事です

何度も考えていくうちに徐々に良いアイデアが浮かぶようになります

 

こうした地道な行動促進を経ないと”主体性”は育たないモノです

部下を持つリーダーは常に”忍耐”を求められます

忍耐強く部下が自分で考えて意見を言うようになるまで

日々部下への関わりを続けてください

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

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