今日は企業内での研修について考えてみます。

企業で研修を運営されている皆様!

「なぜ社内で研修をするんでしょうか?」

 

長時間労働、職場でのストレス増加が問題視されている状況で、研修はやり方を間違えるとさらなる業務量増加につながるリスクがあります。

そうならないために大切なことは何でしょうか?

kensyuu

研修は「やる理由」が出来てからやるべきです。毎年恒例の研修は逆に社員を苦しめてしまいます。

 

本日のメッセージ

1.研修の背景を明確にする

2.恩を売らない

以上2点です

 

研修実施の背景が見えない

企業の研修担当者の方からお声がけをいただいた時必ずお聞きすることがあります

「なぜ研修をやるのですか?」

「研修をやることになった背景は何ですか?」

 

日本企業の多くは毎年社員向けに社内研修を実施されます。

問題なのはこの研修が”習慣化”されていまっていることです。

(例)「入社3年目研修」

(例)「新任係長研修」

(例)「50歳キャリア研修」

何の違和感もない研修タイトルですが、そもそもなぜこうした研修が行わることになったのでしょうか?

 

忙しい中で研修に参加する人たちや部下を研修に送り出す上司・リーダーが一番知りたいのが

 

「なぜ今この研修やるの?」です。

 

社内の恒例行事だからじゃ参加者の学習意欲は引き出せません。

理由が説明できる研修をやることが何よりも大事です。

 

「その研修を実施するに至った経緯を説明できますか?」

 

「参加者から感謝される研修内容になってますか?」

 

背景と狙いの無い研修をやっても参加履歴を作るだけの研修になってしまい何の効果もありません。

 

恩を売る研修は逆効果

一方で時々耳にする言葉があります

(例)「会社の金で勉強できるんだから感謝しろ」

(例)「研修受けさせてもらって『ありがたい』と思え」

 

こういう発想は危険です。

研修そのものを話題にして中身を話題にしていません。

そもそも感謝してもらえるような研修の中身になっているのでしょうか?

研修さえやっておけば社員は会社に感謝すると思ったりしていませんか?

 

多くの社員は中々増えない年収と増え続ける労働時間に耐えながら働いているのが現状です。

その現実を理解しないで研修をやるのは絶対に止めるべきです。

社員の仕事に貢献できる内容が見つかったタイミングで研修を案内すれば良いだけです。

研修を利用して愛社精神を高めることはできません。

研修担当者さんが最もやるべき事は現実を知ることです。

「今、職場で何が起きているのか?」

この事を正確に知らずに研修の案内を出すと逆効果です。

参加者の多くがストレスを感じながら研修会場にやって来ることになります。

そんな研修をやりたかったのでしょうか?

 

社内研修を担当されている皆様!

「社員が直面している現実を知っていますか?」

「社員の仕事に貢献する研修内容になっていますか?」

 

参加者のためになる研修を実施してあげてください

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

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