面談でダメ出しをしちゃダメ

部下を持つ上長・リーダーの皆様!

「面談で部下にダメ出ししていませんか?」

「部下の良い所を共有していますか?」

早いもので1年も終わろうとしています

この時期に会社でよく行われるのが

年度末の上長と部下の

「個人面談」

この面談の内容が部下の成長ややる気に

大きく影響していると感じます

面談の内容が部下の活躍に大きく影響しています

何のためのダメ出し?

コーチングセッションという名のもとに

上長と部下の面談に立ち会う事があります

見ていてとても多いと感じるのが

「上長から部下へのダメ出し面談」

例:判断が遅すぎるからダメなんだよ

例:粘りが無いからダメなんだよ

これって何のためにやっているのでしょうか?

個人的にいつも思うのは

「上長が自分の立場を優位にするためのダメ出し」

なんではないだろうか?というものです

そう思う理由があります

面談の後のお二人の様子を観察していると

上長:やり切った感・満足げな表情

部下:落ち込んだ様子・疲弊感が顔に出ている

このような状況を目にするからです

面談の目的がズレているのではないでしょうか?

結果評価と期待値の伝達が目的

では年度末の面談の目的は何でしょうか?

1.結果評価を伝達する

2.来年の期待を伝える

評価と期待の2つを双方で共有するのが

個人面談の本来の目的ではないでしょうか

良くも悪くも結果はある瞬間になると出ます

当初の計画と比べれば良し悪しも明確になります

それに伴う評価も明らかになります

だから結果評価は客観的にストレートに伝えるべきです

でも

この年度の結果と評価がその部下の能力を表しているのか?

これはまた別の話しだと思います

仮に今年度の結果と評価が低いならば

来年度はどうやったらもっと良い結果を出せるのか?

来年度はどんな結果を出す事を期待しているのか?

来年度はどんな「変化」「成長」を期待するのか?

これらを部下に伝えることで

部下の仕事に対する「やる気」を引き出す

これが面談の重要なもう一つの目的だ思います

ダメ出しだけすれば成長する

そんな便利な部下は世の中に滅多にいません

みんな期待され褒められることを望んでいます

だから面談で直接伝える必要があるのだと思います

 

今年の面談は目的を明確にしてやってみてはどうでしょうか?

何のために面談をするのか?

考えてみるだけでも部下との関係性は変わると思います

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

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