思ったこと全てを話せる環境を作る

部下を持つ上長・リーダーの皆様!

「部下は思ったことを口にしているでしょうか?」

人は頭の中に浮かんだ言葉の10%も口にしないとも言われています

思いは言葉にしないと認識されません

行動は言葉によって促進されます

だからこそ

人の行動を促進するためには、思っている事を口にしてもらう事が欠かせません

まずは言葉にして発してもらうことが大事です

頭の中はグチャグチャな状態

人の頭の中、脳は効率を追求するために

言葉は決して整理された状態ではなく

グチャグチャに単語で記憶されているそうです

そのため

自分が考えている事や伝えたい事は

言葉にして発したり

文字にして表現する時に

始めて伝える形に整理されます

この整理された状態が自己認識となるので

言葉や文字で表現しない思いは記憶の彼方へと

忘れ去られる危険があります

 

せっかく良いアイデアを思いついても

せっかく勇気ある挑戦をしようと思っても

言葉や文字で表現しないと自己認識できないので

行動を起こすまでに至らないということです

 

思っている事を表現することは

とても大事な事だと思います

環境作りが不可欠

ではどうしたら部下は

思ったことを口にしてくれるのか?

1.言葉にして発しやすい環境を作るコト

2.その環境が常に安定して存在するコト

この2点だと私は思います

 

人は常に周囲の環境を気にしています

”場の空気を読む”

というやつです

だから敏感に鋭く場の空気を察知します

(例)「思い切って言葉にしてみよう」

(例)「とにかく黙っておこう」

(例)「無難な話しをしておこう」

状況に応じた対応をしてしまいます

だから環境がとても大事になります

 

更に大事な事は

いつもその環境が安定して存在していることです

こちらの方が結構難しいのではないでしょうか

(例)1on1面談では言える

(例)酒の席では言える

(例)普段の職場では言えない

こんな難しい判断を常にするのは大変なので

結局は考えること自体をしなくなってしまいます

問いかけても何も返ってこない状態です

これを部下のせいにしてはいけません

環境を常に用意しない上長・リーダーの問題です

 

人は色んなことを考えていますが

多くの事は口にしないままになります

でも現実にはより多くの言葉を発することで

行動が促進されていきます

だから

上長・リーダーの仕事は

思ったことを口にしやすい環境を

常に安定的に作り続けることにある

そう思います

 

本日も最後までお付き合いいただき

「ありがとうございました」

 

 

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