自己防衛本能と向き合う

部下を持つ上司・リーダーの皆様!

「自己防衛本能と向合う機会作っていますか?」

世の中は自分の思う通りにはいきません

そんな時に

自分で自分を守るためのスイッチが入ります

これが”自己防衛本能”です

 

この”自己防衛本能”が

どのように自分の行動に現れているか?

これに気付くことがとても大切です

そういう機会を提供する

これも上司・リーダーの役割だと思います

自己防衛本能がどのくらい働いているかを知る機会を提供することが大切です

何を見れば判るのか

自己防衛本能がどの程度働いているのか?

どうやって確認をするかですが

1.書いた文章を振返る

2.発した言葉を振返る

この2つで知ることができると思います

 

文章でお奨めしたいのが

「目標設定」

今後の目標を部下に書いてもらいます

その内容が

これまでの延長線上にあるような

保守的な目標であれば

”自己防衛本能”が強く働いています

一方で

挑戦的で学習を要するような

行動変容を伴う目標であれば

”自己防衛本能”を抑えられています

 

言葉でお薦めなのが

「レポート」

何でもよいので仕事の報告をしてもらいます

言い訳や他責の発言が多い時は

”自己防衛本能”が働いています

これから自分がどうするかという

自分の行動計画が多く含まれていれば

”自己防衛本能”は抑えられています

 

このように

”自己防衛本能”は働き過ぎると

考える事や行動が保守的になります

成長のための学習が止まるとも言えます

だからこそ

”自己防衛本能”の働き具合を知る

ということは大切だと思います

機会を提供する

”自己防衛本能”と向合ううえで大切なことは

「部下が自分で向合う機会を作る」

ことです

決して指摘したり叱責してはいけません

なぜなら

”自己防衛本能”は自分でコントロールする

しかないモノだからです

「どの程度守りに入るのか?」

「どの程度攻めていくのか?」

これは本人が自分と向合いながら

過去・現状・将来を見ながら決めること

だからです

 

上司・リーダーの役割は

繰返し自分の”自己防衛本能”の働き具合を

部下が自分で確認する機会を作ることです

(例)「自分の目標をどう思う?」

(例)「レポートしてみてどう思う?」

と問いかけることが大切です

(例)「目標は今の延長線上にあると感じたよ」

(例)「レポートに言い訳と他責が多いと感じたよ」

と率直なフィードバックをすることも大切です

そして

何よりも大切な事は

「どうするかを自分で決めること」

なんです

これが”自己防衛本能”をコントロールする

ために必要な習慣だと思います

 

これまでの延長線上に留まらず

何かの挑戦をして成長を遂げるためには

”自己防衛本能”と向合う必要があります

その機会をできるだけ多く部下に提供する

自分で向合いどうするか自分で決めるように

部下に促す

これが上司・リーダーの役割ではないでしょうか

 

本日も最後までお付き合い

「ありがとうございまいした」

 

 

 

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